20110821フジ抗議デモの報道リンク集

全てをみっちり読んだわけではないけど、ざっと存在を確認したもの一覧。

実地レポ

  1. Togetter - 「フジテレビ抗議デモに客観姿勢で取材した方のtweetまとめ」
  2. 津田大介(@tsuda)/2011年08月21日 - Twilog

公称1000万部を超える新聞が存在し、クロスオーナーシップ規制もない中、代理店を組み込んだテレビ放送網が政治と結託して多大な影響力を持ち、学校では十分なメディアリテラシー教育もされない。そんなメディアが支配する砂上の楼閣でこういう反応が起きたのはある意味時代の要請だったのかもね。

検索「フジテレビ」で21日デモ関連のヒットなし(2011-0822 13:00頃)。

  1. 海外通信社:ロイター、AFPBB
  2. 国内通信社:時事、共同(47news)
  3. 国内地方紙:東京新聞
  4. 日本型全国紙:読売、朝日、日経、産経、毎日

所感

これ自体はそう大した問題ではないし「見なきゃいい」という話。とは思う。大新聞各紙のさしたるニュースバリューがないという判断は理解できるが、"あの"産経すらスルーというのは、いささか異様に思う。

これは株式構成が関わると思う。在京キー局は、日本型全国紙と資本関係にあるか、人的紐帯が濃い。

  • よ:読売ー日テレ
  • あ:朝日ーテレ朝
  • に:日経ーテレ東
  • さ:産経ーフジ
  • ま:毎日ーTBS

こうした資本関係をクロス・メディア・オーナーシップと呼び、米国ではかなり激しく忌み嫌う。例として産経の場合;

フジ・メディアホールディングス →40%保有 産経新聞
               - →100%保有 フジテレビ

この結果、相互に批判をしにくい関係があると思われる。個々にカラーは存在するし、ヤラセや不祥事など個別の問題では相互批判があるが、産業構造全体に関わる問題〜新聞社の押し紙や、よあにさま全体の偏向などについては、まず指摘されないだろう。

こうしたマスコミの構造は、生活習慣病となって、我々の意識に、無自覚な偏差を生んでいると思われるが、なにをどう三角たべすりゃバランスが良いのやら、、、。