誰だってオレの知らない事を知っている。誰だってオレの想像力の限界を超えた切り口を持ってる。

 バックリンク*1で知った。

 起動すると、コメントを受けた箇所にマーカーが引かれ、コメントが右にサイドバー状に整列する。本文の色塗りされた箇所をクリックすると、右サイドバーがスクロールして、そこを指すコメントが「あたまだし」される。「校正してもらえるぢゃ〜ん!タダで(←ここ大事)」とゆー感じ*2

 Webザッピング系SBMホッテントリ/Digg/newswing/Choixなど)とはかなり毛色が違う印象を受けた。

 細かくいうと、ネガコメ脊髄反射*3や空コメブクマ*4には向かないと思うコレ。

 人気が出れば「Webザッパー」が集まるだろうが、その場合でも「記事は歌丸、コモマは大喜利」になる予感。山田君が居れば「ニコリスタ」を目指すよオレは*5

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 表面上の現象を見るとつい禁止脳が起動してしまうが、実はそれ自体も「脊髄反射の反射」であるように思う。ネガコメやdis記事はウザイ。しかしその「ウザイ」が起点にあると、冷静に努めても「不寛容の応酬」が混じる*6。「禁止」を意識した時点で負けだ。罰より誘導。セナカとコトバで永遠に*7

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ぐぐる脳:検索経由でWebに接するとき、人間の脳内には独自の文脈が形成されている。

 モニタに映る情報は、自前の脳内文脈(知りたい事)に従って整理・格付けされ、「価値のあるもの」はしかるべき処理に回される。検索語リファイン/エンジン交換/Webサーフィンなど。この工程を経た脳内文脈は、脳内で整理され集約され再構築され強化されカモされて成長してゆく。場合によってはローカルのメモ帳やブログ、またはWebサイトに出力される。他方「無価値なもの」は破棄され、その方面の脳内文脈はあまり成長しない。整理も出力も破棄もしねぇとメタボになる。情報メタボ

はてブ脳:ホッテントリやニュースサイト経由でWebに接するとき、独自の脳内文脈は無い。

 あっても寸断される。これは本来持っているはずの読解力/理解力/探究心を著しく下げ、ナマの感情を露にする。無脳・本能・脊髄反射。ただしこれは善くも悪くもない。感情共有は、コミュニティ(家族から国家まで)の統合性を維持する上で、ものすごく重要な役割を担う。類例:テレビの前のみかんとこたつ。

その他:
  • どちてぼうや脳:脳内文脈の整理が途上で、かつ多過ぎる状態。

 自分で自分の脳内文脈を整理しきれない状態で知識を増やすと「駅の名前を全部言えるコドモ」にしんかする。とくいわざ:うえからめせん*8

  • 二次元脳:脳内文脈の整理が途上で、かつ少な過ぎる状態。

 とくいわざ:糾弾。難詰。ネガコメ。これはすごい/これはひどい。喫煙は犯罪!。権利者団体は消費者の敵!など。個人差はあるが、これはWebザッピングに当てる時間が長いほど加速する。自分の脳内文脈では捉えきれないテーマに接触するからだ。自分の場合、一服すると緩和する。あまりべき論でココロを固くすると折れやすくなる。

 かつてはWebザッピングを否定的に捉えていたのだけど、半年あまりWebザッパーをやってみて、これはこれでという心境に至った。ホッテントリには「集合的な無意識の意識」という文脈がある、、、よーな希ガス。「Webサーフィン」とは、波を読んで自覚的に次の「造波器」を置けるところが少し違う。高頻度でホッテントリ入りしてるみなさんは、連歌の匠に見える事がある。

 他方、自分の脳内文脈はかなり薄れてしまったハズだ。別にネットと脳が物理直結してるわけではないので、消えてはいないと思うが、自分にとって妥当なバランシング・ポイントはまだ掴めていない。

 魔法陣グルグルによると、最初は不細工に見えるかもしれないけど、世界では常にあたらしいナニカが生まれている。とかなんとか…こういうとキレイだけどなぁ。実態はキタキタ踊りにしか見えんよなぁ。

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 しかし困った。

 コモンズマーカーにはココロ引かれたものの、本宅はオレが色塗りテキストを多用している。各記事内部でも折りたたみを多用している。手段さえ会得したらここでもやりたいと思っている。ゆえにちと相性がイクナイ。

 理想を言えば本宅は、カテゴリ/タグ抽出/検索時にMDI化?したい。開閉するウィンドウがいくつもあって、動かせるみたいな。OmniOutlinerOmniGraffleを統合したようなメモっつうか、もっと言うとActa7とインスピレーション。その手のぶっ飛んだテンプレートが、もしかしたらオレでも作れてしまいそうなのがFC2のイイトコロ。

 1記事をパラグラフ・コンテナ(名刺のウラ)とする。文脈はタグ抽出で見る(わんえんとり・マルチユース)。KJ法やりてぇ。全部自分の書いたカードで。いつでもどこでもバックアップの手間抜きで*9

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 誰だってオレの知らない事を知っている。誰だってオレの想像力の限界を超えた切り口を持ってる。
 くれ。タダとは言わない

*1:ハテダってその場でバックリンク見れるのね。ステキ。

*2:ナニサマの、おわしますかはしらねぇが、かたじけなさになみだこぼるる

*3:あっても目でフィルタして脳内で振り分けるタイプなので、そのへんは鈍い方かもしれない

*4:URIリマインダ〜「あとで読む」や「ほんとのブックマーク」

*5:「スターを集めてハワイへ行こう」とかあればいいのに。

*6:はてな的には困るだろうが、はてブを使う場合、はてダは脊髄反射の吐き捨て場に好適だと思った。今、、、であれば「不寛容の応酬」は、ときどき「臨界」に達するハズだ。ここで言う「臨界」はコデラさんの「なんだか話がループしちゃってる事件?」という言い回しと地味に重なるかもしんない

*7:ゲーム脳戦争の戦訓:ゲーマーやゲーム屋の「りくつ」に耳を貸す者は居ない。ゲームのテキとはゲームでたたかえ。例:おとうさん、おかあさん向けのピンポイントミサイルはナニカ?適切な搭載爆薬はナニカ?→DS/Wii。ではゲーマーの取るべき戦術はナニカ?ゲームやろうぜ。同志諸君。撃滅未だ成らず。オコタル事無くチョーチン記事w。いつかBSゲーム夜話で語るために。

*8:ああなぜだろうおみみがイタイ

*9:それならWebザッパーの目には入るまい。たとえ網膜には映ったとしても

コモンズマークが気に入ったがブックマークレットの名前でちと悩む。

 BlueDotは「どっとる」。Favesになってからは「ふぁぶる」。はてブは「はてブる」。

 すっげぇくだらん事だが、ここにこだわらないとアタシがあたしでなくなる(なくなってしまへ)。

 てゆうかブックマークツールバーでプルダウンしたときに一発で目にとまらないと地味に萎えるし、「呼び出してオレ待機」ではないので動詞にもしたい。「これはふぁぶろう」とか、「こりゃはてブっときゃいいか」などと口にだすわけではないが*1、気分的に操作がスムースになる気がする。地味に。

 こもんず・まーかー、、、、、「こもる」。いや営業妨害と取られてもこまる。「こもまくる」、、、こもりまくってどうする(そういう意味ぢゃねぇ)。'こも'がいかんのだ'こも'が。

 「もる」、、、そういえば日本海会戦に先立ち、水兵さんたちは露艦イズモルードのことを「水漏るぞ」と以下略。

 「Comoまくる」。アルファベットは連想が膨らまないせいか目に止まりにくいのだけど、周囲がひらがなであればその限りではないな。

  • Comoまくる
  • Comoマクる
  • Comoる
  • Coもる

 ♪今日も、はこぶ、たたかう、ふえる、そして食べられる。優れたゲームは常にシンプルな動詞に要約される。*2

「Coもる」でいいかなぁ、、、。

*1:だいじなことだから二回いいます。ほんとう。ほんとう。

*2:優れたゲームは常にシンプルな動詞に要約される。それがコアだから。ニコニコブックマークであれば、「ニコぶる」で迷わなかったろう