補償金をめぐる議論は、「まだやってたの?」と言われるまで続けてはどうか?

光学ディスクと無料放送

  1. DRMの有無に関わらず、この二つが最大の違法コピー流出源。
  2. 違法コピー問題の根幹は、この出血回路を塞ぐことにある。
  3. ただし、この二つは最大の伝播回路。あるいは最大の資金回収回路。なので「価値の創造者」は、そうカンタンに捨てる事は出来ない。

しかし、単独の存在がこれらに取って代わる状況では無い。

  1. 本来「ソフト」は「ハード」から遊離している。
  2. 本来「デジタルデータ」は「ハード」を問わない。
  3. 「特定のインフラ*1」に「コンテンツ」を封じ込める事は、ムリ。

従って、サクヒンの伝播/回収回路は「複線化」し「ピンポイント化」する。

  1. 「価値のあるコンテンツ」は「個人を特定できる回路」に限定して流す(有償無償の区別無く)。
  2. 光学ディスクと無料放送が縮退すればするほど、そうした回路を作る人が増える。
  3. 競争のポイント
    1. 数。
    2. 既存回路より、価値の創造者に成果に応じた報酬が渡るしくみ。

その他

  1. 多彩な伝播/回収回路を取り揃え、最適な取り合わせを組み立てる「サービス」が流行る。←電通の広告市場の見直しとか、それっぽい。

*1:コデック, ファイルフォーマット, 国際標準規格, DRM, デバイス, 通信プロトコル,,,