ホントのスローライフ〜「高齢化社会」への適応について
- スローライフ:ライフイベントのスロー再生。
- 寿命が伸びているのだから、ライフイベントの一つひとつを、もっとゆっくりたっぷり楽しもうぢゃないかと、いうご提案。
- ライフイベント:だいたい誰もが通る人生の主要イベントの事。
- 出産、子育て、就学、成人、就職、結婚(オプションで離婚)、退職、老後、障害、死亡……など。
- 実践例:
- 荒れる成人式
- 高齢化する暴走族
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- 「スローライフ」以外の、「高齢化社会」への適応例
- 「後期高齢者」のように「高齢期を細分化」して捉える。
- 「高齢化」というコトバを起点にすると、発想が「問題の対処」ちっくな方向に向かい、感情的軋轢を産みがちです。
- 「高齢者」ってだけで「死に近い」という印象があるので、使っただけで「シネとゆう事か回路」が起動してやぶへび。イキモノだもの。
- 「第二の人生」のように「ライフイベントをクリエイト」する。
- このようにクリエイティブな発想は、万人に受け入れられるまでに長い時間がかかります。
- また「第二の人生」というコトバは「第一の人生」との連続性が切れる印象があります。それまでに積み上げたものが大きい人には、やや受け入れられにくいのではないでしょうか。例えば、生産ラインで勤め上げ、退職後は中国の製造業に招かれて指導に当たっておられる方にとって、それは「第二の人生」ではなく、一貫した「オレの人生」でしょう。
- このように、「第二の人生」というコンセプトには「パイ(通用する範囲)が小さい」という難点があります。
- 「後期高齢者」のように「高齢期を細分化」して捉える。
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- スローライフの利点
これに対し、「スローライフ」は「長寿命化」を起点に「伸びた寿命を活かす」方向の発想ですので、ムリなく万人に受け入れられます。
「若い」と「トシ」は、相対的なものです。小学校で6年生が4年生を子供っぽいと思ったりするのは、誰しも覚えのある事でしょう。もしも、小学校が9年制だったら、6年生は9年生から「子供っぽい」と言われる事になるわけです。
「社会ぜんたい」を「小学校」に見立てれば、「人間の超寿命化」は「小学校の9年制化」に相当します。「子供っぽい」と言われる期間が伸びるという事です。
ふだん、成人あつかいされていないコドモを成人式に呼んだ場合、荒れてあたりまえです。世の中に「オトナ」が増え、「青少年扱い」される期間が伸びれば、盗んだバイクで走り出すのは「よくある事」です。
「荒れる成人式」や「高齢化する暴走族」を問題視するならば、「成人年齢の引き上げ」で、ひとまず「心の平穏」は保たれるでしょう。9年制になりゃ、6年生に「おにいさん/おねえさんなんだからしっかりしなさい」が通用しないのは、「そういうもん」です。
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- あたらしい要素。
この二つのベクトルはどんなふうに交錯すんだろう。「恐るべきコドモ達」は「ロートル相手に商売するコツ」をどうやって身につけるんだ?メンター?エンジェル?グル?
よくわからない。分からなくても別に困らないがストレスが溜まる。……やはり湘南で爆走しよかな。