善くも悪くもそういう資質とゆうのは、把握せんならん。たぶん。

ひいき目ではなく世界1位の高性能な携帯電話をつくっているのは日本のメーカーです。
~
にもかかわらず、その端末の販売台数は世界規模で見ると、ノキアの100分の1にも及ばない!

まず一般論として、日本は国内で満足してしまう傾向があります。国内で十分な利益を上げられるために、日本メーカーは、戦略的に海外進出策を取らなかったのです。これは日本企業のグローバル性の問題です。
~
もうひとつは、海外向けに携帯電話の仕様を変更しなかったという問題です。
~
日本メーカーは徹底して機能を限定した3Gを売り出すなどして、コストパフォーマンスで他社に負けないための戦略が必要だったのです。
~
日本に巻き返しのチャンスはあるのでしょうか。厳しいかもしれません。
なぜなら世界に進出する前に、国内シェアを守る必要がでてきたからです。
~
世界に敗れた日本の携帯電話メーカーは、グローバル化すべきです。これは、企業だけではなく日本そのものに課せられた課題のように思います。

ハイテクであれば売れる。優れていれば売れる。というのは幻想だ。それならクルマの世界トップはフェラーリでなきゃおかしい。ゲームの世界トップはPS3でなきゃオカシイ。

第一の問題はコストパフォーマンスであり、第二の問題はハイタッチだと思う。人間の心には、ハイテクに接すると、平衡を取り戻そうとする働きがあり、そこになんらかのヒューマンタッチを求める。ハイテクほどハイタッチが必要になる。

35 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/04(木) 22:00:04.45 id:L3OC9u0j0

OLだった頃、会社で働いていた日本に超詳しいベルギー人が言ったことに納得してた。
日本文化は身内受けの凝り性文化だそう。
外国文化に負けまいとしているのではなく、
世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、
今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。
その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦が始まり、
そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。
でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、静かに深く進行していく。

これ、逆に言うと、

  • 同じ価値観軸の競争マニアは、パラダイムシフトに弱い。
  • 産業構造を変えてしまうようなイノベーションがむずかしい。
  • 機動的な戦略転換がむずかしい。

なぜならば、仲間と共有している価値観をひっくり返すヤツはKYだから
これは環境の変化に弱い。とても弱い。