「日本車」の攻勢はこれからだ。

  • ネトブは初代ブルーバード(成熟市場には「クレージー」が居る)。
  • S101はフェアレディZ(道ゆく人がいいねと言う)。
  • 「日本車」の攻勢はこれからだ。

みたいな。
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Acer 「Aspire Timeline」

  • CPU:Core 2 Duo SU9400(1.4GHz、超低電圧版)
  • チップセットIntel GS45 Express
  • 液晶:13.3型ワイド、1366×768ドット
  • サイズ:最薄部23.4ミリ
  • 標準バッテリー:約8時間

実売:約8万9800円
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  1. まず「価格性能比」。「これだけついて、このおねだん!」という「たかた・インパクト」。
  2. 次に「デザイン、販路、アフターサービス」。

純粋機械性能の追求は、最後の「差別化要因」に過ぎない。時速300km出る!、とか、最高出力550馬力!、とかは、「となりのクルマが小さく見えます」に過ぎない。商売のコアは、財布の紐を弛ます力。技術はそのシモベに過ぎない。
「差別化競争」では「技術力」が重要な要素になるが、根本的には1,2の競争が「どんぐりのせいくらべ」に収束した時点で始まる「瑣末な」現象に過ぎない。長く続くと、「ものつくり神話」が視野狭窄の「テクノザウルス」に達する。商売のコアは、財布の紐を弛ます力。それを忘れちゃ開発室は趣味の世界だ*1
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「真のアメリカ人は「小型車」など買わん!」てな事を往時の米人は言ったものらしい。見ろよ日本人が「クルマ」と呼ぶアレの、あの鉄板を。ペニャペニャぢゃないか!きっとバドワイザーの空き缶しかなかったんだぜw。てな事を往時のデトロイター*2は言ったものらしい。実際そうだったのだろう。
日本人が言い換えると、「仕事には使えない」になるカモナーワーカホリックらしいし。
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AcerASUSJEITA非加盟。従って、JEITA統計から、これら「日本車」の市場インパクトを見る事はできない。彼らの数字は、加盟社が持ち寄った数字の合算だからだ*3
「主務官庁ー業界団体ー業界各社」の結合状態により、経済産業省はこれら「日本車」の市場インパクトを感知できない*4。「信頼に足るちゃんとした団体の統計」が無いからだ*5

*1:「ものつくり神話」は、ほとんど「成功したカルチャー・ファースト運動」ではないかと思う事もある。極論を言えばR&Dを「ハケン」にして、生産品質=工場雇用に「選択と集中」するという選択もあり得る(工賃で中国の農民工に勝てないなら、販路か修理かブランドだ。)。R&Dは当たり外れが激しい。ならば「まんが家」同様「多産多死」が望ましい。「まんが家」とは異なり設備投資がクソ高いなら、「ベンチャーとエンジェル」に任せるなり、「R&Dに特化した特許の卸売り」の形で「自由闊達なる技術者の楽園」として独立するなり、、、てゆうか目的語ヌキで「選択と集中」だけ言われても、どう接していいかわからないヨ!。「デジタル」は「技術の民主化」でもある。部品買って来て組み立てりゃそれなりに格好がつくなら、本質的には「技術の囲い込みによる差別化」は苦しいのではないか。

*2:そんな言葉ないと思うけど、語呂でw。

*3:外資系」はAppleIBM名跡を継いだLenovoだけだったかと思う。

*4:ゲンミツには「細密な脅威度評価が難しい」。

*5:さすがにノーチェックって事ぁないと思うけど「細かい事を聞かせて」と電話する先が「信頼に足るちゃんとした団体」では「得られる見解」に偏りが出る。偏りを感じたとしても、天下った「先輩の顔」を潰すようなマネはしづらいだろう。