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ネットユーザーに何ができる? - コデラノブログ 3 を読んで。
「ネットの政治化」という事なら韓国が先行事例だろう。全く同じプロセスを日本が踏むとは思わないが、参考にはなるはずだ。やや具体的には、
「落選運動→ポピュリスト→揺り戻し」
ここまでがワンセット。このプロセスを繰り返して洗練させてゆく。ちゅうカンジになるように思う。
背景要素
推進エンジンは386世代
PCとネットの生活定着度
例えば、兵役。以下、2004刊行の「韓国の軍隊(中公新書)」より。
- 徴兵検査の日時は、通知書の他、兵務庁HPに本人の住民番号を入力すれば確認できる。
- 入隊通知書は書留だが、個人別の入営部隊および日時はインターネットと自動応答電話で需要者に連絡される。
- 具体的な入隊日は、兵務庁HPの「インターネット相談願」で希望を出せる。配属先部隊の現況が表示され、希望日をクリックすると同時入営日が確定する。
たしか90年代には、全国の郵便局にPCが配置され、家に無くてもATMのような感覚でPCやネットに親しめるようになっていたかと思う。この結果、田舎のばぁちゃんが孫の配属先や入営日を郵便局で確認するとゆうようなカンジであったらしい。
このネット普及の立役者は「大韓民国情報通信部」1994年12月から2008年2月まで存在。情報通信部は現在、解体され、所管事務は行政安全部、文化体育観光部、知識経済部に移管されている。こうしたダイナミックな省庁再編は、大統領制ならではだろう。日本では官僚の抵抗が強すぎる。