あり得ないなんてことはあり得ないけどさ。

 非を問うべきは政府であって個々の中国人ではない。みたいな面白みの無い論がでると、こういうネタが人気をさらってゆくものだ。ニュースは娯楽。脳汁出る方が面白いしな。

  1. 痛いニュース(ノ∀`) : 【長野・聖火リレー】 中国大使館が“抗議者を刺すためのペン”と“水をかけるためのペットボトル”持参を要請 - ライブドアブログ
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この手の噂は戦前の米国でも人気を博した。対象は日本人移民。

  1. 在外武官含む大使館が良く話を聞きに行ってた ← まぁ普通だが、母国に有利な情報をやりとりした例もあろうから、日本人移民=全部スパイと見た米人もあろう。
  2. 日本人社会の新聞は日本語記事(主に一世が執筆)と英文記事(主に二世が執筆)が混在していた。満州問題や日中戦争などの点で、前者は日本の政策支持、後者は米国支持の傾向があった。これは主に世代感覚の差から来たものだったが、「俺たちに読めない方が本音だな?」とゆう印象を強くした米人もあろう。

 このへんの細かいエピソードの積み重ねのはてに、マンザナール収容所があるのだと思う。

ドゥウイット中将はこの頃、「現時点で日系人による破壊行為が行われていないという事実こそが、今後日系人による破壊行為が行われる兆候である」という、人種差別を元にした支離滅裂な理論や、「アメリカ国籍を持っていようが持っていまいが、ジャップの(アメリカに対する)忠誠心を信用することはできない」というような人種差別をむき出しにした主張をしてまで、軍統制を正当化しようとした。しかし当時のアメリカでは、この様な異常な主張に対しての批判や反論を行うものは皆無であった。
日系人の強制収容 - Wikipedia

 まぁ、こっちのほうが脳汁出るもんな。

19日にベルリンで、中国人留学生ら数千人がチベット問題で欧州諸国に抗議したデモでは

  1. http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20080421k0000m030101000c.html

 「組織委員会」が「指南書」を配布したと毎日新聞が主張している。記事からその内容らしきものを拾うと以下のようなものだ。

  1. 賛同者は歓迎しろ
  2. 意図しない人が入ってきたらすぐ警察に通報せよ
  3. ナチスを想起させる行為はするな
  4. 暴力的な行為は慎め
  5. ビデオやカメラを持つ者は『行き過ぎた不法分子』に遭遇した場合、笑顔で撮影し、警察に通報しろ
  6. ごみを持ち帰り、ドイツ人に環境保護の模範を示せ

 冒頭の記事とはずいぶん印象が違う。こちらの方がやや孫子の国らしい。

しかしまぁ面白いわな。

 中国大使館が裏で「刺すためのペンと水掛けるためのペットボトル持参を要請」してるほうが、盛り上がるわなネタとして。
 そしてそれを見た「中国人留学生」が、肚を固めるというワケだ。

  1. 洗脳されたドイツ人: Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜
    1. 『ということで、彼らとの戦いは長くて苦しいものになる。〜祖国がもっと強くなれば、彼らは黙るだろう!われわれ中国人留学生たちは、一生懸命努力してこの苦しみに耐えるのだ。』
    2. 彼の体験と決意は、青年期の松岡洋右にとても良く似ているw。
  2. http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080411/oth0804112232006-n1.htm
    1. 「中国を知れば、バリケードを築いて、強い言葉を使えば逆効果ということが分かる。そのようなことをすれば、中国とは世界との接触を断つ。約2000年もの間、そうしてきたことを忘れてはいけない」
    2. 扱いにくい相手を扱って見せるのが、有能の証拠だと思う。↓例
  3. 昨日、中国人と一緒に飲んだ