NHK内部の派閥

おそらく、NHK内部は一枚岩ではない。でかいし。最低でも2種類の系統があるように思う。

  1. 技研系←「ハイビジョン」の推進母体(技術イニシアティブ絡みてゆうか)
  2. 事務系←「b-cas」の推進母体(受信料絡み)

技研系

  1. おそらく世界最大級の、放送技術専門の研究機関(予算規模120億級、人員300余)。
  2. 「ハイビジョン」を筆頭に種々の放送技術の研究開発にあたる。
  3. 「技研人脈」は国内大手メーカーに広がっている模様(天下り)。
  4. ゆえに、機材を納入する各メーカーに睨みが利く模様(NHKの購買力ってすげぇし)。
  5. 「Not invented in here症候群」に陥りがちと思われる。たとえば「アナログハイビジョンへの拘泥」、「デジタルテレビの拒否」、「デジタルテレビにハイビジョンをねじ込む」、「1080iへの拘泥」、「720pの拒絶」など。

事務系

  1. 大量の「ファミリー企業(子会社・公益法人・関連会社など)」に天下る。
  2. 基本的に「報道あがり」がイニシアティブを持つと思われるが、一部が「独立王国化」している可能性もある。
  3. たとえばNHK教育講座や今日の料理などは番組の視聴率は低いが「株式会社日本放送出版協会」のテキストはよく売れるのだそうで、そーなると「国土交通省 VS 旧道路公団」みたいな感じで本体と下部組織の利害がズレる可能性がある。
  4. ただし、基本的に「ファミリー企業の存続」は受信料に依存していると思われる(資本金や売上金の出所が受信料という意味*1)。

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B-CASの推進エンジンは、以下の三者と思われる。

  1. ファミリー企業の存続のために受信料収入を確実にしたい「みなさまのNHK
  2. カード類の機器納入で儲けたい(あるいは大口取引先の機嫌をそこねたくない)一部メーカー
  3. 本来のCASシステムのユーザーたるべき有料放送事業者

*1:郵政改革や道路改革になぞらえべきかもしれない