地縁社会と興味縁社会

  1. 地縁社会:
    • 駐在さんは地元にとけこむ。医者も地元にとけこむ。
    • ケーサツのルール(法律)や医者のルールでは説明の付かないふるまいもする。
    • 「本来のルール」ではやらなくても良い事や、観念上はやるべきでは無い事も、地元の要望に応える形で行う。
    • 極端な例を上げると、闘牛賭博が当たり前の島で「法律だから禁止です」では駐在さんは仕事にならない。寄り合いで酒かっくらってみんなにヒトトナリを認めてもらった上で「一応法律がありますんで、このくらいならまぁいいんじゃないでしょうかねぇ」とゆう落としどころを探る。
  2. 職場縁社会:
  3. 興味縁社会:
    • 2chとか?Miauとか?アルファブロガーのコメ欄とか?
    • いや、ネットにゃ限らんか。「コミケ」とか「おたく」とかもそうだよな。
    • 例えば「二次創作」は立派な著作権侵害なのだけど、「著作者との暗黙の了解」で成立している。そのへんの空気読めない者は、訴訟を起こされる事もあるが「村八分」にされる事もある。

 仮に、日本人の生活のひな形が1番だったとする。基本的には程度の差こそあれ世界中どこでもそうなんだけど(アメリカだって中西部にいきゃあ近いもんはある)、日本は特に強いとする。二番はその応用だ。

 現代では、人により1番から3番の配合比は多彩であり得る。二番にどっぷりな人は1番や3番的な「ふるまい」を理解しにくいだろうし(利害対立も明白だし)、3番にどっぷりな人(特に学生さんなど)は1番や2番的な「ふるまい」を理解しにくいだろう。

 見えない敵。分かりやすいワルモノタタキ。透明で民主的なルールで全てが割り切れないと落ち着かないガッキューイイン。本の虫、ネットの虫、法律の虫、テクノロジーの虫、駅の名前をぜんぶいえるだけのコドモ。今のところWeb2.0はリバイアさんのように見える。いや言論空間ゆうたらそうゆうもんなんだろうけど。

 『一個中国人是龍、一群中国人是虫 。一個日本人是虫、一群日本人是龍 。』