米国の感謝祭商戦

サンクス・ギビング 11月の第4木曜日。祝日。
ブラックフライデー 翌金曜日(黒字になるので)。休日とする州や会社もある。
- 土曜日
- 日曜日
サイバーマンデー オンラインストアに客が帰ってくる。

サンクス・ギビングちゅうと七面鳥を喰うのだ。くらいに思っていたが、

現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられている。特に感謝祭前日と感謝祭の後の最初の日曜日は、空港、高速道路、鉄道などの交通機関が1年の中でも有数の大混雑・大渋滞となる。

お盆のようなものらしい。
にしても、別にクリスマスぢゃないのだし、七面鳥*1の他にナニが売れるんだと思ったら、

感謝祭が過ぎるとクリスマスまで約ひと月となり、クリスマスプレゼントのショッピングが激化することから、各小売店では感謝祭をクリスマス・セールの前哨戦と位置づけ、客足をあてこんで金曜日から特別セールを行う。

ああ、みんなすげぇじっくりプレゼント用意するんだ。ウィッシュリストをやりとりしたりするんだ。

感謝祭からクリスマスまでのひと月は、小売店の年間の総売上の約半分を占めるという[要出典]。

玩具屋さんなどは、12月25日から在庫処分セールを始める。「来年のクリスマスの為に」とゆうワケだ。在日日本人としては「コレヂャナイ」多発の予感がぎゅんぎゅんするのだが、Save Money!は開拓者の子孫にとって神聖にして犯すべからざるモラルである。「コレヂャナイ」などの贅沢は赦されないのだ。といってもそりゃ「古き良き伝統」の話。

米国の消費者は「クレカで買って、別のクレカで借り払い、他のクレカで以下ループ」とゆう傾向が強い。所得階層が下がるほど色濃い。平素の消費行動に「住宅サブプライム」チックな色彩が根付いているわけだが、日本で言う「消費者金融で多重債務が自己破産」みたようなものだろう。

不況なんだから消費下がっても良さそうなものだが、全部は我慢しないがSave Money!が残ってるという感じ。実店舗も値下げで客寄せに成功している様子。

*1:と、スタッフィングとグレービーとクランベリーとジャガイモ