急激な番組制作費カット
- 2008/04/26:内外タイムス - 肥留間正明の芸能斜め斬り フジは制作費5%カット テレビ局の大不況
フジテレビでは番組制作費一律5%カットが実行されているらしい。タクシーは乗り放題だったが、いまでは原則地下鉄の利用。さらにタクシーを局に呼ぶのは全面禁止になり、流しのタクシーに乗るようになった。
- 2008/12/23:痛いテレビ: フジ制作費75%カットで下請けの社長が自殺していた
フジテレビが番組制作費を削るため、「ザ・ノンフィクション」の予算の75%カットを制作会社に要求。
ところが業界団体が反発したため、50%カットに収まったという。
一律と特定番組を比べるのも変な話だが、急激な制作費カットが進行しているようだ。「安くて良い番組」は理想だが...にしても、75%カットはなぁ...それは別番組にすべきではないか。
「広告依存の地上波無料放送」が、伝播力でも資金力でも圧倒的な立場にある場合、それが崩れるとなにもかも崩れる。という事になりがちだ。理想を言えば、「日本のテレビ」は下表のように変化すべきだと思う。しかし、圧倒的な浸透度を誇るB1が、急激に『視聴率低下 → スポンサー離れ → 制作費カット』に突っ走ると、D2の成立が期待し難い。
- | A | B | C | D |
1 | コクミンの基幹放送 | 広告依存の地上波無料放送 | → | 有料放送を含む多彩なchに分散 |
2 | 番組作りの考え方 | 「シチョーリツが全てです」 | → | 繰り返し、何度も見られる(多彩なchに売れる)のが良い番組 |