09/01/08より北米でテレ東系アニメがネットで見られるらしい。

摘要

  1. 米アニメ共有サイト・クランチロール(Crunchyroll)、テレ東と協業。
  2. 日本で放映されたアニメをタイムラグ1時間で英語圏に有料配信(NARUTOが含まれる)。
  3. 同社は自サイトに権利者未許諾のアニメ番組投稿を容認する事で、多くの海外アニメファンにアプローチ出来る数少ない手段を持つ企業に成長した。
  4. 1月8日以降、未許諾投稿の全面停止を発表。

所感

摘要3番の点で反撥があるようだが、趣味的には嫌いではない。

違法配信に反撥を持つのは「正しいこと」だが、人は正論を聞く為にアニメ見る訳ではないし、ファンサブや違法投稿の裏には、日本のアニメ面白い、もっと多くの人に見て欲しい。彼らが正規ルートで提供してくれないのはなぜだ?提供されてもすごく時間がかかったり、翻訳の出来が酷いのはなぜだ?リソースがないのか?やる気がないのか?

...ならばこの手でなんとかしちゃるわ!とゆうDIY精神があった事を忘れべきでない。

リンク先では著作権*1に配慮してか、
クランチロールは、一方で合法配信の新しいビジネスを創造しますと言いながら、違法投稿の容認で既存のアニメビジネスの基盤を破壊する矛盾した行動を取っていたともいえる。
的なスタンスの分量が多い。

だがしかし、ファンに「誤ったメッセージ」を送って来たのは「製作著作」の権利にあぐらをかいていた者も同じではないだろうか? どちらが「天下万アニオタ」の為に「よりマシか」を考えると、自ら違法リスクを引き受けたクランチロールのほうこそ「徳が高い」とも言えるのではないだろうか?

需要あるところに供給を怠るから後手に回る。恨むな。恨むなら自分か神様にしてくれ。

*1:特にアニメや映画やゲームの場合、必ずしもクリエイタではない。「製作著作・○テレビ」といっても、別に○テレビの社員が作ってるわけではない。