コクミンにB-CASを押し付けているのはダレカ?2

Dear Ikeda san,

The real purpose of BCAS is for NHK and the TV license fee when analogue is switched off.

Imagine this scenario:

- It is 2011, analogue no longer works
- NHK charges license fee to every household, but not everyone pays
- BCAS company has the power to shut off any BCAS card. This is real and not a fantasy.
- NHK decides that people who do not pay NHK license fee must not be able to watch TV, or at least not NHK channels.
- NHK asks BCAS to shutdown any BCAS card that has not been registered.
- People lose TV access.

This is much more scary than some copy protection flag. This is the bigger picture. I doubt that NHK cares about copy protection. WOWOW/Sky Perfect probably do, but people pay willingly to WOWOW/SP whereas NHK is a free service.
August 25, 2008 9:34 AM

試訳:

池田さんへ
B-CASの真の目的は、地アナ停波時にNHKが受信料を確保する事です。
こんなシナリオを想定してください:

  • 2011、地アナ停波。
  • NHKは全ての家庭に受信料を課すが、全てが払うわけではない。
  • B-CAS社は個々のB-CASカードを遮断できる。事実です。空想ではありません。
  • NHKは、不払い者のテレビ〜または、少なくともNHKの放送だけは映らないようにする決断を下し、
  • B-CAS社に未登録カードの機能を停止するよう要求。
  • 人々はテレビを失う。

このシナリオは、コピー制御フラグより恐ろしいものです。私はむしろ、NHKはコピー制御など眼中にないのではないかと疑っています。おそらく、WOWOWやSky Perfectはコピー制御を必要とするでしょうが、人びとはこれらの視聴料金を喜んで支払う一方、NHKは無料放送と看做している事と思います。

かんそう:

これがホントかどうかは知る由もないが、もしも地アナ停波を機に「テレビなんか見ない」という人が増えるような事があれば、B-CAS受信者からとりっぱぐれがでないようにするのは、大変重要な事だろう。

現在のB-CASシステムに未登録カードの機能を停止する能力があるかどうかは分からないが、もともとB-CASは有料放送用の限定受信システムそのものだ。できてもおかしくはない。てゆうかできなきゃオカシイか。

NHK放送法32条で『協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない』という特権的な保護を受けている。そして「NHKフリーなテレビ」というのは市場に無い。番組の内容にはあまり文句はないのだけど、外形的には「道路公団化」の条件は整っている。

フリーオの発売は071025。以後MonsterTV HDUS、PT1、というかそれ以前のチューナー改造の段階で、TS抜きの手法は確立しており、爾後、日進月歩で洗練されているのだけど、見直しは遅々として進んでいない。てゆうか、現在検討されている方式が、TS抜き対策になるのかどうかすら怪しい。

本気でコピー制御やる気があるのかという印象は、確かにある。

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