二重政府
議院内閣制はタテマエ。ホンネは官僚内閣制。だとする。
- 「中央省庁は政党だ!」と考える。
- 各党は、生業分野別の、ニッチでシャープな専門政党。
- 日本政府は、それらの「連立政権」と考える。
例:「経済産業党」
ホンネ(官僚内閣制) | タテマエ(議院内閣制) |
連立政権の閣議 | 事務次官会議@首相官邸 |
党首 | 事務次官 |
政策調査会 | 局長会議 |
政策調査会の分科会 | 各局各課 |
「ジバン」 | |
ジバン構成員 大企業、ケイレツ、株式の持ち合い。 |
経産ジバンの「民意」は、下から上に上がってゆく。ただし、この「民意」は、ちょっとニッチ。
- 企業の従業員≒「終身雇用者」の「民意」。
- 「ケイレツ」の従業員≒「終身雇用者」の「民意」。
- 「株式の持ち合い」を支える層の「民意」。
※国民の圧倒的大多数がこの範囲内にあれば、そう「非民主的」ではない。
■問題点
- 競争が無い。
- タテマエは行政機関だから、そんなものが二つあっちゃ困る。
- しかし、政策でしくじっても、選手交代というルールそのものがない。
- つまり選挙だが、それ以前に「ベンチ」も「控え選手」もない。
- 行政が立法に優越している。