国内音楽レーベルの有価bitの売り方は、やはりなかなか香ばしい。

ここ数年は右肩上がりで成長してきた配信市場だが、昨年半ば以降、四半期ベースで220億円台で推移し、成長が止まっている。

へぇへぇ。

最大の原因は違法配信の台頭。同協会によると、08年の違法音楽ダウンロード数は4億700万件。正規配信のダウンロード数3億2900万件を大きく上回る。個人が開設する掲示板サイトで音源をアップする場合が多いほか、違法配信のノウハウ本も出回っていることが、違法音源の利用に拍車をかける。

その点はいささか同情してなくもない。

だが違法配信対策だけで配信市場が立ち直るかは不透明だ。実際、業界では「携帯端末の販売縮小が大打撃」(国内レコード会社幹部)との声も多い。

は?既に飽和市場となって久しいのに?なんで今更?端末が飽和したらコンテンツ伸びるのが当たり前なのでは?「VHSと貸しビデオ」とか「レコードプレーヤーとレコード」みたいに。

日本の有料音楽配信市場のうち、携帯向けは9割を占める。パソコン向けが市場の半分以上の米国など海外とは違う。

自分も、音楽ファイル販売に占めるiTunesのシェアは、国内では無に等しいと思う。着うたの方がレーベル側の価格設定が自由だし、「そうは問屋が卸さない」てのもデカイ。

なにごとにも「競争」は必要だと思っているので、それわそれで悪い事ではないと思っている。

んが。「機種変でユーザーライブラリ全滅!」にうんざりしてiPodに行くひと、いんだよね結構。
さて。既に「オンライン販売の便利さ」を知ってしまった彼らは、「問屋が卸してない曲」を、

  • CDで調達するでせうか?
  • それとも、「違法化されたけど、まだ罰則は無いダウンロード」で調達するでせうか?

携帯を買い替えると、新しい端末にお気に入りの楽曲を再びダウンロードするケースが多く、実はこうしたリピーターが配信市場の成長を下支えしてきた。買い替えの失速は即、市場の成長の失速に結び付く

いやマテそれは『リピーター』などではない。違うだろ?リピータてのは、気に入ってまた来てくれるお客さんの事だろ?ちげーだろ、このヒトたち?。「ちっ!しかたねーなー」とムカムカしながら、しぶしぶカネ払ってんだろ?
『買い替えの失速』は『市場失速』の直接の引き金かもしれないが、根本の原因ではない。商売の基本は「信なくば立たず」だ。そんなもの『下支え』にしてたら、「三日で死ぬカラーひよこ」と一緒ダロ?

趣味的にはエグイ商法は嫌いぢゃないけど、間違ってもリピーターとか、真っ当な商売とか、ましてや文化とか、口にしちゃあイケネェな。