米国における「新聞サイトの有料化」の状況。

  1. 再び新聞サイトの有料化が始まろうとしている。
  2. 新聞社サイトの有料化は,皆が一斉に実施しないとうまくいかない。
  3. そこでメディア王のマードックが,有力新聞社に有料の壁の設置を呼び掛けている。
  4. だが,彼が成功例としてあげるWSJ.comのように,有料化に値する新聞社サイトは限られる。

2番はちょっとカルテル臭いけど、日本では比較的簡単だと思う。

  • 読売、朝日、毎日、産経、日経。この5紙が足並み揃えりゃまぁだいたい。
  • 地方紙は独自路線を歩む可能性が高いが、「全国の読者に無料公開して得られる広告収入」と「有料の壁で得られる視聴料」を比べて、多い方を取るだろう。

それはそれでいい。「記者クラブというATフィールド」さえ中和してくれりゃあ、後は新聞社の自由だ。好きにしたらいい。