「漁政」とか「海監」とか種類大杉

中国の海洋管理関連部署は中国人自身が「九つの龍が海を荒らす」と比喩するほど、分散しています。

過去 10 年間を越える主要な改善に関わらず、中国の海洋取締当局は分極化し、比較的弱体な状態に留まっており─多くの中国専門家から、あまりに多くの「龍が海をかき回している」と見くびった調子で描写されてきた。北東アジアでは、中国の弱体な海洋取締能力は、特に日本の(あるいは、米国の領域外での)沿岸警備能力と比較したときには、格別である。実際、日本の沿岸警備隊は、それほどでないにしても、東京にとって第 2 海軍であるかに最近は言われている。

残念ながら内訳までは書いてないが、とりあえず「龍」は5匹らしい。(イ)と(ロ)の数字の違いは「これでも整理された方」という事のやうだ。

以下、『Fly away by bright wings... : 「海監」やら「漁政」やらなんじゃい?って方のために 〜中国漁船巡視船衝突事案(その3)?』の解説を元にうぃきぺで補間。

番号 通し番号
の頭文字
担当部(省相当) ライン 備考
1. 漁政 農業部 漁業局(漁政漁港監督管理局) 農水省-水産庁に相当
漁業指導専門
2. 海監 国土資源部 国家海洋局-海監総隊 経産の資源エネルギー庁が、省級
3. 海巡 交通運輸部 海事局 国交省-海保庁に相当
4. 海警 公安部 人民武装警察部隊-公安辺防海警部隊 公安部は国家公安委-警察庁相当だが
人民武装警察は解放軍から来た準軍事組織
管轄地に海のあるとこが船持った感じ。
5. - 国防部 中国人民解放軍 - 海軍 海上自衛隊に相当
一応「共産党の軍」だが、まぁ国軍。

1〜4は、どれもが海保のカウンターパートという事になる。というか皆さん「中国のコーストガード」を目指して世界第二位のGDPを取り合ってらっさるのでわとか、合体して神龍になればとかゆう気がしないではない。
残念ながら(ロ)にはさわりしかないようだが、若干の見通しが述べられている。

中国の沿岸警備部隊関連の、より首尾一貫し効率的な海洋統治の機関としての継続的発展は、東アジアの安全保障と安定性のための挑戦と好機の両方を提供することとなる。拡大された能力は当然、多数の隣国に面と向かった、中国の海洋権限の、より厳格な執行に帰着するだろう。しかしながら、より好都合な潜在的結果は、海洋の統治における、強化された中国の能力が、北京をして、成熟した活力のある「海洋におけるステークホルダー」として世界的な海洋の安全と安全保障の規範を支えることを喜んですることに帰着するかもしれないのである

目指すんなら臥薪嘗胆よかソッチだろうなと思った(安上がりだし)。続きは、以下から追えるPDFがソレっぽい。英文w。50ページw。無理w。