2008-05-12 memo001 【レポート】COOL Chips XI - 電力が制約となる時代を乗り切る超並列グラフィックプロセサ - マイコミジャーナル マルチコア化で消費電力の問題が解決したと思ったら大間違いで、熱の壁はどんどんと近づいている。 この先、電力を抑えながら、更に性能を向上させていくには、SIMDや専用コプロセサなどのアーキテクチャを再評価する必要があるという。 目的とする処理に最適化したアーキテクチャのコプロセサをつける方法は、 汎用プロセサに対して10倍〜100倍高い電力効率を実現しうるが、 汎用と専用というヘテロジニアスなプロセサ環境に対してプログラムを書く必要がある。 また、専用のコプロセサごとにプログラムの書き方が変わってしまうと、流用性も無くなるし、 プログラマにとっても色々と覚える必要が出てきて大変である。 従って、ハイレベルのプログラミングモデルが必要である。 ハイレベルのプログラミングモデルの候補はNVIDIAのCUDA C言語に並列処理機構を追加 ハードウェアの違いはCUDAコンパイラが吸収 汎用的に多数のスレッドを動かすハードウェア用のプログラミングモデルとして使える