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【レポート】COOL Chips XI - 省電力高性能を実現するマルチコアコンパイラ - マイコミジャーナル
マルチコア用の並列化コンパイラについて(早大 笠原教授)
- プログラムを
- 細粒度の並列化が可能なBPA(Block of Pseudo Assignment)部分
- 繰り返しのRB(Repetition Block)
- 粗粒度並列化対象のSB(Subroutine Block)
- を認識して分割する、RBとSBは更にBPA、RB、SBに分割を進める
- これら最終レベルのBPA、RB、SBを使用可能なコアに割り当てる。
- ブロック割り当て時にはデータ依存性を考慮して、コア間のデータ転送が最小になるように割り当てを行う。
- この割り当てによるスケジューリングで、各コアがどのタイミングで動作する必要があるのかが分かるので、コアがアイドルになるタイミングでは、電源オフなどの制御を行うコードを挿入して消費電力を削減する。