2050年の世界
西暦2050年のテクノロジ世界--IBMの研究者5人が予測:スペシャルレポート - CNET Japan
- 「Blue Gene」などの巨大なスーパーコンピュータの能力が、手のひらに収まるようになる。
- クリーンな水とエネルギーが地球全体で利用できるようになる。
- 生延長
- 人体に薬局が内蔵され、内部センサの数値に基づいて自動的に薬品を投与するようになる
- パラレルヒューマンプロセッシング
- 誰もが自分の遺伝子情報を持つようになる
- 例えば、何を食べたらいいかを選択できるようになる。
- 「われわれは『引き金』に触れないように自分自身に教えることができるようになる」
- 集合的知性
- 至る所に存在し、相互に縫い合わされ、意味のある文脈内に置かれたセンサから集められた多数のデータの山。
- 集合的知性はあなたの個人的なデジタルエージェントになり、あなたの必要なものがどこにあるかを探して教えてくれるようになるだろう
- 14歳の少年が自室で仕事をして1日に100億ドルを稼げるようになっている
- 「集合的知性がクラウドに存在するようになり、誰もがそれを利用できるようになる」
- 集合的知性は、あなた自身やあなたの医師の役に立つときにはすばらしいと思うが、警察があなたを監視しているときにはいやな存在だと思うだろう
- 人々はより多くの時間をバーチャル世界で過ごすようになる
この十分な情報に基づいた未来の予測は***南カリフォルニア大学の映画芸術学部で実施された***。
生延長とか遺伝子情報とか読んでると、タバコ吸ったらリアルタイムで肺がんリスクのグラフが変化するとか、ケーキ喰ったら血糖値が、とか想像した。便利そうだが、うざいw。便利は常に別種の不幸を生む。「民多利器 國家滋昏」とか「民多智慧 邪事滋起」とかゆうやつだ。
【参考:糖尿病警察と糖尿病検事】
糖尿病の治療は長くかかる。食事制限が必要なのでつらい人には相当つらいようで、禁を破るものが後を絶たないのだとか。そこで周囲(医者や家族など)が「アレはダメコレはダメ、ダメッていったでしょなんでそーなのあなたわっ!」となってしまうと、治療の手間が余計に掛かる。あと気まずい。気まずいので先輩患者さんに相談して「なんでそーなのあなたわっ!」とやられてしまうと「ボクッてなんてダメなのかしら」とイタタマレナイのだとか。
そこで一念発起するタイプは良いが、得てしてそうでないタイプも少なく無い。それをほっとくのもどうか?と考える一団があるようだ。
彼らは「周囲が取り締まり型になる事」を「糖尿病警察」と呼び、「先輩患者がそうなる事」を「糖尿病検事」と呼び、「そーならないようにしましょうね元も子もありませんから」と呼びかける。有り体に言えばメンタルヘルスとかカウンセリングっぽい。禁煙セラピーとも似ている。
ひとくちに「病気」と言っても注射一本スパッと解決、とはイカナイ病気にはそれなりの気構えというか「病との付き合い方」みたいのが有った方が楽なのは、「我が輩は猫である」に書いてあったと思う。
それに対して、病は必ず直るもの、諦めは非科学的だ敗北主義なのだ!とゆう反論があったかどうかは記憶にないが、現代ではこちらのメンタリティのほうが主軸だろう。自覚は難しい。それは科学と疑似科学、マトモとトンデモを切りわけるスタンスに潜んでいるからだ。
どちらにもすごく納得してしまったが、周囲の人間(担当医師や家族)との関係には正解が無い。あっても困る。しかられて凹むタイプも多いが、そこで一念発起するタイプも少なく無いからだ。同じ相手でもタイミングで変わる。「アンチ警察」がジョーシキ化したらしたで、世に「あまえんぼさん」が歯止めを失い、症状緩和が遠のき医療費がうなぎのぼるであろ〜。
臨機応変には型が無い。そこまで言い出すと「トータル・クオリティ・オブ・ライフタイム」とか座禅坊主じみてくるが、、、てゆうか世が世なら坊さんか牧師さんの役割だよなコレ。科学と宗教の融合?
そこでいやいや正しい事は正しいのですよとココロを固くすると、いきつく先は「法令滋彰 盗賊多有」とゆうことになる、、、禁煙は犯罪!喫煙者は社会の敵!
まぁ、一服してはどうかねと思う。