単にエロいだけだろといわれれば、敢えて否定はしません。

 『中学校は17日午後、希望する生徒からカウンセラーが相談を受ける。同日夜には緊急の保護者会を開くという。』

 自分が中学生だった頃は、保健のセンセイにちょっと人気があった。当時は若いとか、胸でけぇとかが理由だったけど。いや今でもそーだろといわれれば、敢えて否定はしませんが。もしかしたら「親」とも「学校」とも地味に違う立場で相手してくれるオトナ、が珍しかったのかもしんない。

 「事件」は常に衝撃的なものなので、対策ナシでは落ち着かないが、『XXなどあってはならない。原因究明!』的な思考回路だと、「当の少年はトシの割に幼かった」「キレやすかった」などの「人格的な特徴」があげられ、ではそういう子を「マーク」して「ケア」しましょう。てなことになりゃせんか。

 たしか、この学校のセンセイ「ノーマークの子だった」と言ってた。これはたぶんただの比喩で、マークすべきポイントのリストとかがあるとは思わないが、脳内チェックリストみたいのを持ってるセンセイもあるのかもしれない。

 それはそれでいい。その人なりのまじめさだから。だが日々「マーク」され、「相談にのる」という名の「矯正」に晒されるのは、さぞやうっとおしかろうなと思う*1。もうちょっとユルいほうが好きだねあたしゃ。

 単にエロいだけだろといわれれば、敢えて否定はしません。

*1:ん〜と、『愛の無い愛の鞭』には素直に殴り返せるが、『愛の無い「なんでも話してごらんなさい」』は、生きてゆく望みを絶やす。なんちて。