盛り上がる音楽。不安を煽るカメラワーク。前のめりのキャスター。

模倣犯が連鎖するのはなぜか? 明らかに新聞・テレビの報道である。「親を困らせてやりたい」とは,マスメディアによる私的制裁を期待しているからであり,自分は「悲劇の主人公」に奉り上げられることを期待している。

 「ブーム」や「世論」や「購買行動」を造り出せるものは、たぶん他の事もできる。

 カッターは便利な道具だが、その刃先はどちらにでも向く。