任天堂のマジコン対策

任天堂サードパーティはこれまで慎重に見ていたと思う。

マジコンを買うのって基本的にヘヴィゲーマーだから。アレでプロテクト破ったりプログラムを覗いたりしてた開発者も少なく無いだろうし。このへんの線引きの難しさは、マンガ出版社とコミケの二次創作の関係にやや似ている。全ての人が納得する「分かりやすいルール」など存在しないという事だ。

ここに来て54社ものサードパーティと共同提訴に踏み切ったのは、ちょいと許容範囲を超えたというか「その使われ方」に対して「少し教育が必要だな」みたいな意図もあるだろう。あるいはDQ5とも連動した話かもしれない。

これに先立つ08/06/23、かつて違法コピーがPSPの販売台数を牽引した一要素と認めるという大トンチキをやったSCE対策の意思を表明している

いずれにせよ線引きはゲーム屋の胸先三寸だ。なにがあったかは知らないが、はしゃぎすぎれば教育される

これでいい。著作物の価値には決まった形が無い。強く無ければ守れないし、やさしくなければ守る資格がない。

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