理科の先生4

 75%自腹+24%保護者徴収=99%の「理科の先生」が教材費不足に直面している。という指摘は重要です

 しかし、「その教材費はほんとうに必要なのか?」とゆう視点も必要だと思います。

 当然「理系」の人達は「必要だ。決まってる」と思うでしょうが、私大文系卒(ようはバカ)としては、その必要性をコトバで説かれてもいまいちぐっと来ません。実際、99%の「理科の先生」が困っていても、音楽や国語や社会の先生が「自腹で」助けてくれる確率は高くないでしょう。理系ばっかばんばん金使いやがってとゆうキモチを持つ人もあるような気がします。実際問題、ほぼ毎時間(10%)」や「週に1、2回程度(53%)」も「実験や観察」をしていれば、非常にお金がかかるでしょう。

 あえて厳しく言えば「理科の先生の自己満足」は切り分ける必要があります。

  1. もしも教科書にない部分を、自分なりに工夫して、その為の実験機材を自腹で購入しているのなら、それは自腹以外の負担を求めるべき筋合いの経費ではありません。
  2. 保護者に負担を求めるなら、ゲンミツにはその実験の必要性を保護者に説明し、同意を得る必要があります。さらにスジ論を言えば、同意を得て、払った保護者の子にだけ実験に参加させべきものです。
  3. そもそも「ほぼ毎時間(10%)」や「週に1、2回程度(53%)」の「実験や観察」に合理化の余地はないのか?
  4. 器具や薬剤を中央図書館などに集約し、必要に応じて貸し出すシカケにすれば教育効果を維持したまま、安上がりにならないか?*1

 これらは「誰が調査し」「誰が決断し」「誰が責任を背負う」べき事なのか?。自分は「その学校の先生と現役の保護者」であるべきだと思います。

 実験道具が足りない、ならば「おねだりだ!」と予算増を求めたり、持ってそうなところに寄付を求めにゆくのは、あまりリーズナブル(合理的)ではないような気がします。私大文系卒(ようはバカ)ですけど。

*1:特に都市部では「理科教室」自体を図書館の付帯設備として、生徒が出向く形も考えられます