伝播回路とコンテンツ制作機能。
伝播回路とコンテンツ制作機能。
前者はなくなっても他の回路で穴埋めできるが、後者がなくなると再建コストが高く付く*1。
コクミン全体として、残ったほうが嬉しいのはさぁどっち*2。
リストラ*3は、常に下層部から始まり、最後に本社に至る。
テレビ局も、「下請けイジメ」との批判が相次いでいることに配慮してか、ようやく自らのリストラに着手するようだ。芸能プロ幹部は、こんな見通しを明かす。
「いくつかの民放キー局で、来春*4から、部長待遇になる社員を対象に、系列の子会社に転籍させると聞いています。そして、年俸1800万円なら1620万円へと給与を減らすといいます。拒む社員には、『イヤなら辞めてください』と迫るそうですよ」
これは、日本のコンテンツ制作機能が伝播回路に隷属している事を示す。映画会社が潰れ始めてから、映画館がバイトの時給を下げ始めるようなものだ。