国家公務員、幹部天下り99人 08年23人増、人事院が承認
国家公務員、幹部天下り99人 08年23人増、人事院が承認:NIKKEI NET(日経ネット)
人事院は25日、2008年の国家公務員の民間企業への再就職についてまとめた「営利企業への就職の承認に関する年次報告」(天下り白書)を国会と内閣に提出した。公務員制度改革の一環で官民人材交流センター(新・人材バンク)が昨年末に設置されたことに伴い、人事院が天下りを承認するのは08年が最後となった。08年の再就職者は99人(本省課長級以上、件数は105件)で、前年に比べ23人増えた。省庁別では財務省が最も多く41人。経済産業省16人、国土交通省11人が続いた。各省庁が承認する本省の課長補佐級以下の再就職は468件で、前年に比べ123件減った。
これまでのルールでは幹部公務員が退官後2年以内に、在籍省庁と密接なかかわりのある企業に再就職する場合は人事院の承認が必要。09年は一部で各省庁のあっせんが残るが、10年からは人材交流センターに一本化される。(07:00)
- 受け入れ側は当然「いち早い官庁情報(補助金や政策)」を期待してるわけで。
- 人事院チェックの入らないノンキャリや、
- 行き先に公益法人,NHK,かんぽの宿にURの類い、担当範囲の業界団体、公社公団現業部門もカウントすりゃすげぇ数になるわけで。
- すげぇ数っていうか「国家公務員」の全量が、親元官庁の「あっせん」を受けるわけで。
- もちろん彼らが「親元官庁コミュニティ」を裏切る事はないわけで。
なんつうか「ソ連政治局員」とか「中国共産党員」みてぇなもんだわな、、、いや「与党の党員」と思えばいいのか。
聞こえるッ!矢追順一のテーマが聞こえるッ!ショッカーは日本政(黙れ
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「高度成長!」や「戦後復興!」や「富国強兵!」などの「イデオロギー」が健在な間はこれで良い。むしろこれが良い。最強。「五カ年計画」の隅々まで火が入る。
だがしかし、それらの「目標」が達成してしまった後では「ノスタル爺」VS「ここではないどこか症候群」のバトルが不可避だ。前者には未来が無く、後者は荒削りで方向が定まらない。
好きなこと好きなようにやりゃいんだけども。