地デジの難視聴世帯数はアナログより増える
総務省の発表では、アナログ放送で10万世帯だった難視聴世帯は、地上デジ化で30万—35万世帯に増える。
- 2007年9月14日時点ではmax60万世帯
- 地デジ難視聴 最大60万世帯 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 『2011年7月の完全デジタル化前の10年末時点で、地理的な要因などから全国で最大60万世帯が視聴困難となる見通しで、現行のアナログ放送の10万世帯と比べ、難視聴世帯数が拡大する。NHKでは、電波の状況に応じて約24万3000〜30万7000世帯の受信しにくい世帯が生じる。』
- 2008年6月30日時点ではmax35万世帯
- 地デジ難視聴は30万—35万世帯 総務省、整備計画改訂版を発表 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
- 『「難視聴世帯」は、昨年9月発表の最大60万世帯から減ったものの、30万—35万世帯になることが分かった。岩手や岡山など山間部や離島が多い県で難視聴世帯の比率が高くなる。』
一年で25〜35万の減。と言う事は、今年の発表ではゼロになるのだろう。というのは冗談キツいけど。
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仮に、ナニカのテストで95点は取れるとして、その上を狙うとどんどんキツくなってゆく。1点が重く感じる。あと5点を上乗せするにはそれまでにカバーしてないポイントをしらみつぶしにする必要があるのだけど、そういうのは異様に細かい。
と言う事で、この対策計画は2009年8月までに公表され、半年ごとに見直しがかかる予定。「まだカバーしてない細かいポイント」は、これからゴロゴロ出てくる筈だ。たぶん、地方ニュース。
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抜粋
3番。無対策のまま2011停波した場合、民放と広告代理店は「五千世帯ぶんのCM代値引き」を求められ、NHKは「三千世帯ぶんの視聴料を失う事に」なるだろう。
あのへんって、伝統的に文化人とか、芸術家とか、政治家とか、財界人とか、なんかそんなよーな分類の人が多く住む土地柄とゆーイメージがあるんだが。
4番。2012に新東京タワーが稼働を始めれば、必要な中継局の数は少なく済む可能性がある。したがって、2011〜2012の期間、鎌倉だけアナログ放送を継続するのが合理的と考える。
5番。この理由で中継局整備を阻まれるとは、いやもちろん景観保全だいじだけども、総務省のなかのひとたちにはちょっと同情を禁じ得ない。
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そもそもなんで難視聴世帯数はアナログより増えるのか。について、上記記事にヒントがある。
デジタル放送はアナログ放送に比べ電波の周波数が高い。乗せられる情報量が増える半面、真っすぐ飛ぶ性質があり、鎌倉のように起伏の激しい土地では電波が届きにくくなる。
直進性が高いと言う事は、回折性がひくい(物陰に回り込まない)て事かと思う。物陰に回り込まないと言う事は、全国の盆地、山地のみならず、全国のビル陰で受信感度が変わるって事だと思う。
日本でテレビ放送が始まったのは1953年。地デジは、それ以来五十年かけて積み上げた難視聴対策*1にリセットを掛けるわけなので、やっぱ
2011夏全国一斉停波、世帯普及率100%!て目標は、、、少なくとも、学生時代にコンスタントに97〜8点取ってたような人達*2の言う事では、ないように思う。