はじめてなんだし誤報はつきもの

と言うと「暢気に構えとる場合かっ!」ってきもするのだけれども、打ち上げ後、5分や10分で警報だの追跡だの飛んでく方向予測だの迎撃するかしないかの決断だの....

最初から100%パーフェクツにこなせというのは、酷だろう。「地震訓練」してたって、とっさの時になにがどうなるかは確実ではない。

もちろん誤報は少ないに越した事はないので、ここはひとつ、上図全体で再発防止策を練っていただきたいところ。責任者叩きよりそっちの方が重要だと思う。この図だと「航空総隊司令部」のチェック体制が不十分だったようにも思えるが、「上が急かし杉」な可能性もあり得る。

どのみち日本は、60年以上も「軍事オンチ」で来たのだ。左翼もメディアも政治家も、改憲論者や右翼だって、いや自衛隊のなかのひとだって「平和ボケ」してる。してなきゃオカシイ。善くも悪くも「ココロガマエ」はヌルい筈だ。

例えば、「ロケット」も「ミサイル」も積み荷の違いでしかないので、あんま「ミサイルミサイル」言うと、みんなが必要以上に慌ててしまうリスクがあったりしないかな、などと思う*1

ちなみに。

図は19時のNHKニュースからキャプッたものにナレーションの内容を付けたものです。著作権上マズいかもしれませんが、ナレ後半の図の変化が気に入ったので。

とれぼー! せいあげいん!!

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と書いてからもっとちゃんとした記事を見つけた。

*1:少なくとも今回の積み荷は人工衛星だろうと思う。ホントに怖いのは今回の発射より、北朝鮮がソレを「輸出」する事だ。逆に「黎明期の日本のロケット」は色んな国から引き合いがあり、「売る契約」がすんだ後で相手がポーランド(当時東側)の「軍人」だった事に気づきましたよ?みたいな事もあったそうな(...そらCIAに目ぇ付けられるっての)。