週間アスキー2009/5/26号 仮想報道(歌田明弘さん)

次の金曜になればhttp://blog.a-utada.com/に公開されるはずだけども。
090525追記:出た→「新聞崩壊」後のニュースメディア: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

 「20年前にはマックのニュースはほとんど手に入らなかったが、いまやいくらでも手に入る。こうした変化は新聞の未来ではなくて、未来のニュースを考えるうえで重要だ」
 新聞社が死につつあるのだとしても、ネットでの情報は増えており、ニュースの量は明らかに増大している。
(中略)
 ただ、こうしたとりとめのない膨大な情報を前にして、途方にくれてしまう人も少なくない。信頼できる情報をまとめて伝えてほしいという需要があれば、ニュースメディアが必要になってくる。

 それ情報弱者ていわんか。

 てゆうか。誰もが自分の「生業以外のこと」や、「専門外のこと」や、「ふだん興味を持ってないこと」については情報弱者なわけで、実は世の中の実態は、最初から「一億総情弱状態」なのではないか。特に日本の場合、圧倒的な伝播力を持つマスコミが「そうではない。これが正しい」という幻想で覆っていただけで。

 ネットって世界をひとつにする面もある一方で、「バベルの塔を崩す」側面もあるかもしんない。