ソニエリがPalm WebOSのライセンス獲ったらいいのに。
、、、と思った。今。
いやPalmにその気があるのか無いのか知らんけど、いまだ資金面に不安がある事は確かだ。
台湾の方にはもうしわけないんだけど、在日日本人としては日本語フォントを繁体中国語で代用されてはぐぬぬというカンジだし、Chinese化はPalm自身でやるのだろうけど「ふりがなフィールド」はほぼ日本固有の問題だし、このへんはやはりなんといいますかあのその*1。
そして魅力的なハードウェアに見せかけるデザインセンスという点では、ソニエリはPalmよりは上だ*2。
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iPhoneには「外部アプリにカレンダーデータへのアクセスを許さない」という縛りがあるので、作り付けの表示に満足できない場合はちと困る。ソフトとハードが一体化したプラットフォームは、「トータル・ユーザーエクスペリエンスの完成度」を上げやすい一方、どうしてもこの手の息苦しさが漂いがちだ(そしてオイラはそれをガマンできない)。
こうした縛りはアンドロフォンやWin mobileにはないが、ソフトとハードが分離したプラットフォームはレスポンス速度、なかんづく「体感速度のチューニング」に問題がありがちだ(そしてオイラはそれをガマンできない)。
ガマンできないガマンできないって、どっちかにしなさい!と怒られそうだが。
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フルプロプライエタリ | - | フルオープン |
iPhones ガラパゴズ |
- | アンドロフォンず Win mobs |
この中間、ソフト・ハードとも、ハーフプロプライエタリ/ハーフオープン。というのはどうか。「プラットフォーム」にハードとソフトを含め、二段式の階層構造にする。みたいな。
- 一段目はコア。この階層のハードとソフトは、ライセンシーが弄る事を許さない。
- 二段目は付加部分。この階層のハードとソフトは、「一段目で実現する機能に影響を与えない範囲で」ライセンシーが弄っても良い。
例えば「カメラの解像度」は二段目だが、一段目に「レスポンス速度の縛り」を設ける。そのために「一段目に影響を与えない範囲で」付加チップも認める。みたいな。
いやWin mobがそうだろって云われりゃそうなんだろうけど、UI以前にあのどんくささはネェダロっていうか、ライセンス条件に「製品のレスポンス速度の縛り」を入れるか、そのためのサポート部隊がなきゃいかんざき。などと思う。そういう意味ではアンドロフォンもちょっと懸念。
「体感速度のチューニング」を含め、「ユーザーエクスペリエンスをトータルデザイン」するには、ソフトとハードを総合的に統率する存在は、必要なものだ*3。
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サードパーティ製アプリケーションの充実。
- 1stパーティ:Palm。一段目を専権的に管理し、「ユーザーエクスペリエンスをトータルデザイン」し、「レファレンス製品」を売る。
- 2ndパーティ:ソニエリなど。二段目を弄り、ソフトとハード一体型の「付加的なユーザーエクスペリエンス製品」を売る。
- 3rdパーティ:アプリのみの提供者。一段目にしかアクセスできない。
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参考