アスペクトと黄金比

以下「縦:横」。16:9は9:16などと表記。

5:8(黄金比)≒313px*500px
黄金比(おうごんひ、En:Golden ratio, The Golden Mean/Rectangle)(=PHI)は、最も美しいとされる比。近似値は1:1.618、約5:8
黄金比 - Wikipedia
※1200*1920=5:8
 趣味的には、PDFのA4見開き表示に都合が良い。
3:5 (NHK技研の理想)≒300px*500px
ハイビジョンと視覚 ハイビジョンの魅力は、単に画面が精細であるだけでなく、臨場感をはじめとする人間の心理的要求を満足することである。現行テレビの走査線は525本で、その粗さを目立たなくするには画面の高さの6ー7倍の距離から見る必要がある。この場合画面に対する視角は10度程度で、画面から受ける迫力も小さい。テレビにとって最も重要な臨場感を測る心理実験の結果から、視角は25度以上、できれば30度以上が好ましいことが明らかとなった。また、画面の横縦比も、評価実験の結果から、従来より横長の5:3とした。したがって、視距離は画面の高さ(H)の3倍に設定する必要がある(50インチのディスプレイで約2m)。視力1.0の人の分解能は視角1分であり、3Hの距離では走査線1100本以上が望ましいことになる。これにさらに現行方式との互換性を加味して、1125本の走査線が導き出された。
TheEvolution of TV
 NHK技研では、テレビにとって最も重要なのは臨場感と言っている。これは画面を縦にして見る事や、文字を読む事は想定されてない。筈だ。
9:16(ハイビジョン)≒281px*500px
人間が好む画面の比率:アスペクト比 ( 横縦比 )は、標準の4:3よりも横長にした方が好まれることや、アスペクト比を変化させた時の効果を、写真のスライドを投射した画像で評価し、アスペクト比は5:3ないし6:3が望ましいことを明らかにした。その後、映画との互換性を考慮してアスペクト比16:9に決定した。
テレビは進化する(ハイビジョン)
※1080*1920=9:16
 映画との互換性とは、シネスコサイズの事と思われる。これも画面を縦にして見る事や、文字を読む事は想定されてない。筈だ。
3:4(従来TV)≒375px*500px

2:3(写真など)≒333px*500px
 写真を撮るときにカメラを縦にできなかったら、多くのカメラマンがフラストレーションを感じるかと思う。