あの人は軸がブレてない。ステキ
全体的な趣旨はともかく、ここだけ引っかかった。
このような考え方ができるのは、任天堂が巨大な社内留保を備えており、資本的に全く問題がない状況だからこそなわけですが、しかし全く任天堂が他のゲーム会社とは異なるスパン、異なる感覚でビジネスを展開していることがわかります。
- 『このような考え方』というのは、ひらたくいうと「選択と集中」だ。当たり前だがルーレットで全ての出目にベットしてるようでは、いくらお金があっても一晩でスッテンテンになってしまう*1。
- 「そんな真似しない」から、顧客と資本市場が信任する。ハイローラーに成り上がっても「そんな真似しない」なら、「あの人は軸がブレてない。ステキ」。というカンジになる*2。
- 重箱の隅だが、『全く任天堂が他のゲーム会社とは異なるスパン、異なる感覚でビジネス』というのは、やや曖昧になる。
- 「他のプラットフォーム・ホルダー」とは確実に異なる。
- 「ソフトハウス」とは、同列比較に意味がない。
- 「ビジネス」を語る際に「ゲーム会社」という単語はあいまいに過ぎる。