インフォーグ

しかしスカッと整理がついているわけでもない。落ち着き先も見えて無い。NEWSWEEKの『The Fourth Revolution 人類をリセット クラウド革命(2009.10.28号)ルチアーノ・フロリデイ(英ハートフォードシャー大学 哲学科教授)』という記事になんか関係しそうな話が乗ってた。

インフォーグの誕生:人間性の第4革命

以下の科学的発見は、人類の「外の世界についての認識」を変えると同時に、私たち人間についての理解、すなわち「人間とは何か」をめぐる私たちの内的認識も変えてきた。

第1の革命
 ニコラウス・コペルニクス
 1473-1543
私たちは宇宙の中心に位置する不動の存在ではなく(コペルニクス革命)
第2の革命
 チャールズ・ダーウィン
 1809-1882
他の動物たちと切り離された別個の存在でも、まして「霊長」でもなく(ダーウィン革命)
第3の革命
 ジークムント・フロイト
 1856-1939
自分自身を完全に理解できる純粋な合理的精神でもない(フロイト革命)
第4の革命
 インフォーグ
 1950's-
人聞はスタンドアローン(単体)の存在ではなく、互いにつながり合った「情報有機体」に変化している。

『50年代以降のコンピューター科学とICT(情報通信技術)は、私たちの内向きにも影響を与え、「人間とは何か」をめぐる私たちの自己認識も一変させ』ているんだそうな。

  • 多くの点で、私たちは自分自身をスタンドアローン(単体)の存在ではなく、相互に結び付いた情報的有機体ーー「インフォーグ」と見なすようになった。
  • そしてインフォーグは、生物や人工物(および両者のハイブリッド)の行為主体と地球規模の環境ーー「インフォスフィア(情報圏)」を共有している。
  • このインフォスフィアは究極的には情報の集合体であり、情報関連のあらゆるプロセス・サービス・実体で構成される。
  • つまり、この環境には情報の実体そのものだけでなく、その特性や相互作用、相互の関係性も含まれる。

従って現在のデジタル革命は、人間の本質と宇宙における役割を見直す長期的プロセスの延長線上にある「第4の革命」と見なすのが最も適切な理解法だ。

イマイチよく解らんが、鼻血が出たので覚えておこうと思った。