iPadの売り方を妄想してみる。

iPod touchMacBook の間のギャップ(400 ドル〜1000 ドル)

出るとすれば値札はこの範囲。本日のレートで3.6〜8.9万。円高マンセー。いくらなんでもコノママはなかろうが、下限でさんきゅっぱとか言い出したらSCEやべぇ。てゆうかマジでどこいくPSP

ただし、値札をこの範囲に収めるにはドーピング必須。通信費やら購入補助やら。その財源はドコカ?

  • 1.新聞社、雑誌社
    • 「ショバ代」と「配達料」を取る。
    • これまでにない最高のUExを提供するまったく以下三行ほどの修飾語が付いた新Format。
    • ユーザーアピールにもなる。
    • 宅配牛乳の箱や瓶を、酪農家の負担で配るイメージ。
    • 他の版元(ゲーム、apps、音楽、映画)との兼ね合いに難があるが、宅配網がなくスタンド売りが主流の「北米の新聞社」は、
      • 「全米宅配網」は喉から手が出る思いの筈。
      • 「事実上の再販価格指定」は喉から手が出る思い鴨?。
      • 「グーグル・シェルター」にゃ喉から手が出る思いの筈。
      • 「イソターネッツ」から「エクソダス」したい筈*1
  • 2.ユーザ。
    • mobileme,iWorks.com。2年縛りで端末0円!
    • まだちょっと早い気もするけど、アレなんか妙に高い。特にWin版。
  • 3.キャリア。
    • iPhone同様。専売権とバーター。
    • キャリアが2年縛りとかする。
    • でも多分iPhoneは…「毎日なにかしらDLせずにはいられないッ!!(ワイヤレスで)」っていう「生活習慣病」をはこびらせる為のアレで、、、普及期過ぎて「クスリをくれぃ、もっと効くヤシをくれぃ!」てのが十分増えたら、要らないんぢゃない?キャリアの2年縛りとか。全米どこ行っても問題ないキャリアとか、居ないんぢゃない?
    • かつ「ワールド」も考えると、別にキャリア儲けさす事もないんぢゃない?Appleの株主のカネで。
    • 一社選んで国際ローミングも独占させてやっから値引きせぇとか、できんでない?amazonぽく。
    • そもそも安全保障上の観点から、通信・放送網を外国の資本や技術に委ねる国民国家は、その実存を想定しにくい。キャリアとのお付き合いが深いビジネスほど、国境外でのポリティカル・リスクが重くなる*2

1番と アマゾン方式の違いは、Kindleが「紙の再現(デジタライズド・コンテンツ*3)」なのに対し、iPadは「これまでにないまったく新らしいデジタルならではの〜(デジタル・コンテンツ*4)」を志向すると思われる事。「ジャーナリズム・コンテンツ*5」は、毎日必ず通信が発生する事。「ジャーナリズム・プロバイダー*6」が危機感ビンビンで交渉し易い状況にある事。など。

なお、「本」に対してはアマゾンより良い条件を提示する必要があるが、たしか猊下は、本なんて米国人の40%しか読まない。kindleなんて成功しねぇよ、とかなんとか言ってた筈。基本的に目立つ為ならなんでも言うタイプだが、100%嘘というタイプでもない。

*1:芸人は、蓆で囲って目隠しし、木戸の出入りで銭を取れ

*2:無邪気に日の丸技術がどーしたとかコレがサイコーです!とか、せめてヒトマエでは控えないと、ムリ。国際規格のイニシアティブとか。

*3:本のほかに、まんが、音楽、映像

*4:ゲーム、appsの他に、もしかしたら「非電子ペーパーに最適化された本やまんが」や「常時接続の非電子ペーパーに最適化されたジャーナリズム」などが加わるかも知れない

*5:日本の大手新聞は含まない

*6:日本の大手新聞社は含まない