フィーリングの問題

  • 製造側:踏み増せば止まるので欠陥ではありません。フィーリングの問題です。
  • 顧客側:止まる事は止まるが、思うようには止まらねぇッ!!

フィーリングなんて言ったら、炎上しかねんではにゃいか。逆切れしたクソゲーメーカーぢゃないんだから。

仮番 認知 判断 操作
A 欠陥か否か 「止まる事は止まる」ので欠陥ではない。 →故に「リコール」ではない。
B 安全か否か 「思うようには止まらない車」は安全とは言えない。 →どうすべきか?
  • どちらかというと、Aは工業製品的な基準だ。
  • どちらかというと、Bはソフトウェアのユーザーエクスペリエン酢臭い基準だ。

◆「→どうすべきか?

  • 「従来的な欠陥という認知」から来る対処(=リコール)を嵌め込む。

これは製造側に過酷な感があるかもしれない。しかし;

  • 「ソフトウェアとはこういうものなんです!仕様です!!」
  • 「ソフトウェアの潜在的な危険性に対処するパッチを公開しました。必ず適用してください」

ユーザーに適応責任を丸投げするのはさらに過酷だろう。Bには「運転者の安全」と「社会の安全」が掛かっている。

今後、「ドライブ・フィーリングに占める制御ソフトの役割」が増してゆく一方なら、「リコールよりも"欠陥感の少ない"、公的な、アップデート警告・告知方法」とか、あったほうがいいかもしんない。