産業分類甲乙丙 - 生命維持に不可欠な順

1次2次3次、という分類はやっかいだ。アレは、根本的には産業革命を分類する人が「農業工業ソレ以外!」つって分けたものだ。そんな気がする。
その後いろんな方が色んな分類を試されてるようなのだけど、どれもイマイチ通りがイクナイ。判り易いもんな1次2次3次って。
そこで。「生命維持に不可欠な順」で組み替えるのはどうかと思った。123はもう使えないので、甲乙丙でw。

  • 甲:農業 - 最悪、換金しなくてもご飯が食べれる産業。
  • 乙:商業 - 金融・電気・ガス・水道含む。換金しないとご飯が食べれないのは以下同じ。
  • 丙:工業 - 「軽工業と重工業」とか、「素材産業と組立産業」とか、細かい分類方針がたくさんある。
  • 丁:情報 - 新聞からICTまで。インフォメーション(目で見りゃ判る状況の報せ、と、目だけぢゃ判らぬ事情の報せ)だけでなく、インテリジェンス(情状酌量=分析と解釈)に関わるもの含む。だから教授やコンサルの類いも含む。
  • ?:情緒 - まんがとアニメとゲームとラノベ。そのた著作道一般。

歴史的な発生順というか、甲が無ければ乙は無く、甲乙なくして丙も無し。みたいな。もちろん丙の無い時代にも丁や「?」はあるけども、甲乙丙揃った舞台があれば、より大きく発展できます相乗効果で。みたいな。

といつつアタシャ丁の次を知らんので語呂がイクナイ。そこで歴史的に情緒産業が所属してきた階級名を借りる事にする。つなげて言うと:

  • 甲乙丙丁えたひにん(ドヤ顔で)

水平社的には問題のある表現だが、全部そろわなシナジーは出ない。

////

なお、現代日本の産業分類では「電気・ガス・水道業」は第三次産業に分類されている。

  • 篠原三代平による2次産業の細分(1967)
    • 二次産業は、古典的には「軽工業と重化学工業」に2分され、工業化が進むにつれ重化学工業の比率が高まるとされていた(ペティ=クラークの法則)。
    • 駄菓子菓子。60年代の日本は、重工業比率が英米と同水準に達していながら、彼らの生産性に追いつく事ができなかった。
    • そこで篠原三代平が、「素材産業と組立て産業」なる新分類を提唱。
    • 当時の日本は、素材産業の大きさに比べ、素材を加工し組み立てる産業が未熟ッ!それが工業の生産性の低さに現れているッ!(1967)
    • → 高加工度化という分析視点が不可欠とされるように。