嫌ポ権:知にはたらけば角が立つ、情に棹さしゃ流される。住みにくかったらリフォームするのはどうだろう。
- 騒音が五月蝿い。という問題には、必ずしも科学的な健康被害の証明が必要でない。静謐権。だかなんだか。
- デカイビルが立ったら日が陰る。という問題には、必ずしも科学的な健康被害の証明が必要でない。日照権。
- 他人の煙草はケムイ。嫌煙権は、科学的な健康被害の証明とは別に存在するものだと思う。
これらは10Q1現在でこそ、「ふつう」なものだが、最初に唱えられ、世間に認められて行く過程では、なんかいろいろあった気がするゲソ………とウィキペを探してたら、えれぇもん見つけちゃったよヲイ。
5代目春風亭柳昇作の新作落語。
高層マンション建設の計画が浮上し町内会が開かれる。町会長が「日照権が侵害されます。」と説明して意見を尋ねるが、「どうせ私は夜勤なので、昼暗いほうがありがたい。」と自分勝手な事を言う者、「太陽が南から照るから日照権が起るのでしょ。どうです。太陽を北から照らせては。」と馬鹿馬鹿しい意見を言う者。「そんなら、こっちもマンション建てりゃあいいんですよ。丁度100万円あるんだから。」と無責任な者ばかりで話がまとまらない。魚屋が地主に抗議に行っても逆に丸め込まれ入居してしまい、弁が立つと見えた者は憲法や民事訴訟法など振りかざすがチンプンカンプンの意見でみんな呆れてしまう。
ウソ!なにそれそんなの知らない聞いた事ないよ!流石日本にただ一人ッ!!。
関係ないっつのw。
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感覚は判るんだ。
- 2009年10月04日:痛いニュース(ノ∀`):ニコ生放送中に配信者が保育園の運動会に乱入、「僕ロリコンなんで」とマイクで叫ぶ
- 2010年03月12日:「先にルールを破ったのは誰だ」──非実在青少年規正法のはなし
なんとかしなきゃなとは思うんだ。
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でも「あたりまえ」とか「ふつうのかんかく」とか「誰もが認める共通点」というのは、なかなかコントラバーシーだ。木津千里ねちねち考えないと、出て来るコトバが飛び過ぎる。チンプンカンプンの意見では、みんながみんな呆れてしまう。呆れて済むならほっときゃいいが、「なまえのないかいぶつ」はキンダーハイムが511で子供達まで食べちまう。それでなくても後から来たのは「なにあたりまえの事でさわいでんの?」と上から目線やりがちだ。
ここに「嫌ポ権」を増築するのはどうか。これなら表現の自由とどっちが上とかでなくて、「すりあわせねば」て気が起き易いんじゃまいか。「児童保護」とは別に、「子供(に限る事はないと思うが)性描写に対する生理的嫌悪感」に名前を与えてはどうか。まっきっきの建物に文句つけるくらいのアレで。