IMAPノートの同期ってなんだ。

さらにプレビューイベントでは、Bluetoothキーボードのサポートやホーム画面の壁紙設定、ビデオ撮影時のタップフォーカス、5倍のデジタルズーム、写真アプリ内での位置情報表示、プレイリスト作成、スペルチェック、アプリギフト機能、SMS/MMS検索、IMAPノートの同期、誕生日カレンダー、Web検索のサジェスチョンなどの新機能も紹介されている。

Mac OSX(素レパード,PPC)では、ToDoの作成ルートが四つある。

  • 1. 「iCal」上で作成。
  • 2. 「Mail」上の「ToDo作成ボタン」で作成。
  • 3. 「Mail」上の「メモ機能」から作成。
  • 4. 「Mail」上の「受信メール」から作成。

1. 「iCal」で作成した場合、iCal上のURLフィールドやメモフィールドにはなにも入らない。従って「iCal」から「Mail」のToDoリストを呼び出す事はできない。しかし「Mail」のToDoリストには反映する。
2. 「Mail」上の「ToDo作成ボタン」で作成した場合、URLフィールドに「Mailに表示…」のリンクが出る。従って「iCal」から「Mail」のToDoリストを呼び出せる。

3. 「Mail」の「メモ機能」から作成した場合。Mail上の「メモ」は、ToDoボタンを押すと行単位でToDoになる。「5つのToDoを含むメモ」みたいなものが出来る。この中のToDoは、個別に「Mail」のToDoリストと「iCal」に反映される。「iCal」からは、URLフィールドに「Mailに表示…」のリンクを踏むと「Mail」の「メモ」、すなわち「一連のToDo」を呼び出せる。

4. 「受信メール」からも同様にToDoを作成できる。
「Mail」で受信メールの特定行を選択し、ToDoボタンを押すと行単位でToDoになる。これは受信メール上部に表示され、「Mail」のToDoリストと「iCal」に反映され、「iCal」からは「該当メール」を呼び出せる。
メールを全てgMailに任せ「Mail」IMAP同期で使っている場合、「iCal」には「Mail」のアカウント設定と同名の専用カレンダーが自動生成される。これは「別のカレンダー」に移動できず、gMailのToDoとも連動しない。

Mac OSX(素レパード,PPC)附属の「Mail」には、「メモ」機能がある。

どうもメールの「下書き」っぽいのだけど、特にgMailの「下書き」とは連動しない。てゆうか「下書きフォルダ」そのものが無い。メールを全てgMailに任せ「Mail」IMAP同期で使っていると「メモ」のアイコンを持つフォルダが「このMac内」と「GMail」の2個できる。後者の中にはなにも無い。

「Mail」にタグの類いがあるわけでもなく、「メモ」の分類は、手動でフォルダに突っ込むか、スマートフォルダで振り分ける事になる。メモとしちゃイマイチ使い勝手はイクナイ。

iPhone OS機と同期できるようではある。

ちなみに野口悠紀雄さんは、gMailの「下書き」をメモ帳代わりにしているらしい。アレは検索だけでなくタグも打てるし、下書きからToDo生成も出来る。しかしながら、ToDoに付く「関連メール」へのリンクは、下書きに手を入れるとURIが変わるので迷子になる。これもメモとしちゃイマイチぐぬぬ感が漂う。

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ふんでそのIMAPノートの同期てのは、このへんがどうにかなるのだろうか。

余談