餌をくれる相手を噛む犬はない。

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新聞記者は、一度やったらやめられないおいしい商売

自見大臣の会見終了後、マガジンXのライター・島田さんの取材を受ける。テーマは既存メディアの異常さについて。記者クラブ問題、官房機密費問題など。「新聞記者は、一度やったらやめられないおいしい商売だ」と、大手新聞有名記者が言っていたという話が、島田さんの方から出る。

続き。その有名記者は、こう語ったという。「入社してすぐに地方の支局に飛ばされる。基本はサツまわり。するとその地方の警察署長が、若造の記者を直接接待してくれる。飲んで食べて、女の子のいる店に行って遊ぶ。もちろん、警察署長もちで、こちらは一銭も払わない。こんなおいしい商売他にない」

ここで社会人一年目から「おごられ癖」がつく。

鉄の五角形

続き。こうした接待のおカネはもちろん、公費、すなわち我々の税金である。記者クラブメディアの一員になるということは、こうした接待、収賄漬けの仲間に入ることで、税金を濫費し、食い物にする政・官・財・報の癒着構造の一員となり、とりこまれてゆくことを指す。

「政・官・財・報」に、農協や医師会などを代表とする各種の業界団体を「業」として加味すると、「鉄の五角形」になる。

  1. 政:ナガタチョウ
  2. 官:カスミガセキ
  3. 業:トラノモン
  4. 財:マルノウチ
    1. (下部組織をトラノモンにも配置)
  5. 報:
    1. 日本型全国紙
    2. デンパキチ(民放)
    3. みなさまのNHK
  • 収賄漬け』の財源は、必ずしも税金だけではない。「接待」という「組織対組織のならわし*1」に、「大新聞が参加している*2」ダケである。
  • この五者が「接待ナカマ」である場合、「ゲンバのイシキ」では相互に対立をはらみつつ、「大きな枠組み」としては協調的に動作する。

「報」には、「政官財 鉄の三角形」や「政官業 鉄の三角形」を批判するという効能がある一方、「報」が絡む三角形や二点関係に踏み込む事はむずかしい。

報道の使命

続き。新聞が果たしてきた(とされる)、情報を流通させる社会的機能は、今後も必要だけれども、現実に存在してきた腐敗は許されないし、汚職記者は必要ない。琴光喜が賭博で角界から追放されるなら、税金を懐に入れた収賄記者は一人残らず追放されるべきである。収賄は明白な犯罪である。

相撲取り全員が博打打ちではないことをご理解下さい、といっているのと同じですが。RT @●●● 新聞社員皆でないことはご理解ください、しかし悲しい限りです。 RT @iwakamiyasumi。職業倫理がないのは、新聞記者、あるいは新聞社の社員。

続き。今朝の朝日新聞角界のスキャンダルについて、「徹底した事実の解明が必要」と書いていました。なぜ、おなじことが、報道汚染の場合は言えないのか?

続き。朝日の中の人は、朝日は官房機密費を受け取ってないと言いきった。では、同業他社は? 他社も受け取ってないと断言できるのか? 銀行や建設会社が裏金をもらっている、となったら、走り回るだろうに。他社でも同業ならば、見逃すのか? そうしたかばい合いが談合カルテルではないのか。

「接待ナカマ」から離脱しない限り、「報道の使命」を果たす事はできない

*1:これは日本固有ではない

*2:これはわりと日本固有っぽい