bitの生産消費者は、この全てを、可能な限り、統合的に扱う事を望む

情報革命後の世界では、ユーザーはbitを消費し、同時に生産もする。売り物bitと自家製bitの間には利用目的もサクヒンとしての質の面でも大きな落差があるが、指先一つで呼び出せた方が簡単ちんアルゼンチン(ビル・ゲイツさんっぽく言うと、インフォメーション@ユア・フィンガーチップス)である事には違いない。

ここで問題になるのが有価bit。「著作物」の扱いだ。売る側、つまり「サクヒン・ビジネスの興行師」や「芸人」としては、売り物の芸がバンバンコピーされるようでは、どれほど中間搾取を排除しようが、持たない。最終的には現行の著作権制度に見直しが必要である事は、多くの人の認めるところとは思うが、「興行師」や「芸人」にそっぽ向かれるようなシステムが栄える事も、ちと考えにくい。

「買う側」としては。タイムシフトなんて要らない、プレイスシフトなんて欲しく無い。コピー「不要」なシカケが欲しい。