アンドロ軍団がiPhoneキラーを名乗るのは気が早い。

  • 今出回っているAndroid機のほとんど、そしてAndroid 2.0でも、アプリケーション用のストレージが256Mbしかない。
  • SDカードなどのリムーバブルストレージからのアプリケーションのインストールをOSがサポートしていない
  • Droidのメモリは512Mbで、その半分をアプリケーションが使える。

1)ユーザーライブラリの分類 - agehaメモ
手許の脳では、「ユーザーライブラリ」甲乙2種に分け、さらにソレゾレを2分している。

  • 甲)自家製bit、かいたもん。
    • 甲1種:PIM系。メール、アドレス、予定、ToDo、写真、メモ。
    • 甲2種:Office系。プレゼン、ワープロ表計算、DB。
  • 乙)有価bit、買ったもん。
    • 乙1種:ゲームとアプリ。ボーン・デジタル・コンテンツ。
    • 乙2種:ヲンガク、映画、まんがや本。デジタライズド・コンテンツ。

2)bitの生産消費者は、この全てを、可能な限り、統合的に扱う事を望む - agehaメモ

ユーザーとしては、iPhoneならiPhone、DroidならDroid一個、あとはいらん!で済ませたい。09Q4現在、ストレージがギガのレベルに達してないではオハナシにならない。SD?あんな吹けば飛んでくようなもの*1に大事なデータは入れられない。バックアップはMacでいい。クラウドだったらなお楽だ。

乙種の提供者(つまりコンテンツ・ホルダー)から見ても、外付けカード類による拡張は、オハナシにならないだろう。例えば、外付けカードにアプリのデータをDLさせて、そこからグラフィックを読み込む、などの手法は、まさにそこがクラッキングの穴になる。オープンソースだったら尚更だ。

カードを急に抜いたりするとデータが壊れることもあるらしいから、外部メモリ拒否は理解できるが、今後の機種ではもっと大きな内部メモリが絶対に必要だ。

Apple知財ブロック」に挑戦する為にも、絶対に必要だ。

3)知財ブロック化 - agehaメモ
甲1,甲2,乙1,乙2を囲い込み、「知財ブロック経済」を構築したものが最大の富を手にする。

Appleは、8,16,32GBのストレージを内蔵したデバイスを、キャリアの負担でばらまいている。そして「iPhone持ち」は、氷山の一角に過ぎない。水面下は、iPodsのユーザーエクスペリエンスに慣れている。

  • 2,4GB Shuffle
  • 8,16GB nano
  • 32,64GB touch
  • 160GB classic

*1:物理的な意味で