コンセプト・ドリブンとテクノロジー・ドリブン

コンセプト・ドリブン

  • まず商品企画ありき。
  • 具備させる機能とか、ユーザーインタフェイスとか、デザインとか、は、ソレに従って調整。
  • 「ソレ」に接した時に「どんな気分になって欲しいか」が主眼の「情緒産業」
  • 主眼だから「明快なコンセプト」が先。
  • 「犬でも判る」ほど明快。
  • 動詞一個で表現できかねんほど明快*1
  • それに従って構成要素を集めてまとめりゃできあがり。
  • 弱いもんほど(カネ、技術、シェア、その他)、とことん考える傾向。七転八倒五里霧中。

ゲーム機とApple製品とウォークマン
あと、ドラえもんタイプ(♪あんな事いいな・できたらいいな)ってゆうか、「みんなが持ってる夢」を最初になんとかしちゃったタイプ。VHSとか、T型フォード, スバル360にタタ・ナノ。

テクノロジー・ドリブン

  • まずテクノロジーありき。
  • こんなデバイスできたんですけど、どやって売りまひょか?
  • ゆとりあるほど(カネ、技術、シェア、その他)、生みやすい傾向。
  • 適宜スピンオフしないと、経営の舵取りが難しくなる(客の笑顔を想像しにくくなる)ので要注意。

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シャープの新メビウスはどっちともつかない。どっちだコレわ。混合体か。
てゆうか、なぜ「パピルス」で売らない。なぜWin「も」動く電子辞書と言い張らない。着地点の見えて無い「有償頒布の試作品」に見える。

でもスキ。こーゆーのスゴくスキ。七転八倒五里霧中感が出ててカッコイイ。

*1:別に動詞でなくても良いとはおもうけど、名詞や形容詞だとイメージの個人差が激しく、収束率がわるい。「美しい日本」みたいな。