若大将からの便りNo.8

実は、鈴木さんと同年齢の「バイオの達人」に加山雄三さん(72)がいる。この2人はゲームを通じた親友で、「バイオ」の攻略を競うライバルでもある。

http://www.kayamayuzo.com』はもちろん健在なのだけど、以下の内容はもう残ってないやうだ。

■No.8 バイオハザード
バイオハザード」「バイオハザード2」何のことだか解りますか?
コンピュータ通信をこなすファンの皆さんは、ご存じの方もあるでしょうが、まるでご存じない方もあるでしょう。これは、コンピュータ・ゲームソフトなのですが・・・今、僕はこれにはまっています。

主人公が次々に襲いかかるゾンビと戦い、倒しながら生き残りを図る映画仕立てのストーリーで、シミュレーションとアクションゲームの両方の特質を持ったゲームソフトです。

地方公演の旅に出てコンサートのあいまに時間ができることがあります。しばし、ステージ演出や音楽の本番の緊張から解放され、リラクゼーション(実際には新たな緊張が生まれますが)のひとときに、プレイステーションバイオハザード、さらにディレクターズカットのアレンジバージョンにチャレンジしたりしています。どうせやるなら画面が大きい方が見やすいとモニターテレビまでも購入し、衣装や楽器と一緒にコンテナに積んで旅をしています。ハッハッハ〜。バイオハザードは映画のような臨場感溢れる画面に、終始ハラハラさせられます。結構はまってくるのですね〜、おかげでゲームをクリアするのに1時間43分08秒の記録を作りました。

次にバイオハザード2を、一応クリアしようと思って努力したけれども、これがゾンビの数は多いし、動作は早いし強いのだ、すぐにやられた。そんな苦労を僕がしているうちに、せがれで次男の「山下徹大」はクリアしてしまった。あげくのはてに、彼は瞬く間に(ガットリングガン)を獲得できたのだ。バイオハザード1では3時間を切れば(ロケットランチャー)が貰えるのだが、バイオハザード2ではイージーモードでは駄目で、ノーマルモードでしかも、2 時間半を切らないと貰えないのだ。

愉快!愉快!いや〜楽しいものですね。ゲームソフトは。
社会報道では、しばしばゲームソフトが子供たちに与える影響力について、さまざまな議論も持ち上がりますが、大人も体験してみてはどうでしょうか?物事の善悪や、非現実、空想娯楽ゲームの世界として認める事を子供たちに教えるのも親の責任でしょう。一緒に楽しみ、ゲームを通して内容や、操作方法、友達との情報交換などの会話が生まれ、楽しいひとときを持つことです。年齢差や社会経験差、また日常生活の時間差などあればあるほど、なんでも良いから共通の関心ごとをもつ、その一つがゲームソフトであっても、コミュニケーションをとることが僕にとっては楽しいことであり、大切な事だと思っています。

親にとっても、楽しい努力とでもいう事でしょうかね。皆さんはどう思われます?バイオハザード2のクレア篇はこれから挑戦するのを楽しみにしています。皆さんも「ハザッて」みたら?
1998年5月15日
加山雄三