たしかにそれは著作権の問題ではあるが、別に「さっぽろ雪まつり」が非営利というワケでもない。
11日に閉幕した「さっぽろ雪まつり」では、アニメの主人公やキャラクター、プロスポーツ選手などの精巧な雪像が目立った。雪像の製作グループや管理者が著作権や肖像権といった知的財産権に配慮する場面も見られた。こうした傾向は今後も続きそうだ。
知的財産権について、さっぽろ雪まつり実行委員会では「相手のある話で権利侵害の境界線はこちらでは引けない」という立場。ただ、大中雪像については、実行委が発行元となっている絵はがきの写真に採用する可能性もあって、権利者から事前に了解を得ているという。
ある雪像製作グループは今回、事前交渉段階で国内のあるアニメプロダクションから「いちいち取り合っていたらきりがない」と断られ、テーマを変更した。
別の大手アニメプロダクションは「営利目的であれば著作権の使用を許していないのは雪まつりに限ったことではない。ただ、営利目的でなければ責任ある範囲で個々の判断に任せている」と話している。対応も一様ではないようだ。
(2010年2月12日 読売新聞)
- さっぽろ雪まつり - wikipedia
いずれにせよ、観光は、あれはよいものだ。喰う寝る遊ぶで全部毟れる。しかも輸送費あっちもち。オサイフが飛んで来るようなものだ。おもいっきし毟ってやって欲しいところ。もちろん、地元のささやかなお祭りが、学校、市民、自衛隊を巻き込んで雪だるま式に大きくなっていったプロセスは美しい話だし、他所では成立しがたい歴史であり文化であり、今もその遺伝子を色濃く残すおまつりな事は確かなのだけれど、、、
この規模のものを非営利とは言いがたい。
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- 「さっぽろ雪まつり」は、非営利のお祭りだが、観光の目玉。どっちでもええやんか細かい事いいなや。という存在と思われる。
- 大中雪像は、実行委が事前に許可を得ている。が、どうやら市民雪像については、実行委は版権の面倒までは見ていない。と思われる。
- この場合、市民雪像の著作権問題は、「事務局不在のコミケ」ないしは、「当日版権システムのないワンフェス」という、不安定な状況。と思われる。特にキャラグッズを売る訳でもなければそう問題でもなかろうが、そもそも祭りの規模がコミケの4倍だ。時局柄「問い合わせ」もするだろう。
- そら先方も『いちいち取り合っていたらきりがない』言うわw。
- 「版元の一様な対応」もあり得ない。
- あのお祭りを「非営利の文化」と見るか「観光の目玉」と見るかは、人に依り大きく異なり得る。さらに「いやそのキャラ売り出したいんでガンガン使って下さい!」て方もあれば、「丁度おなじ時期に東京でそのキャラのイベントを計画しておりまして」てなケースもあるだろう。個々の作品の「得べかりし利益」は以下同文だ。
- そこで実行委員会に期待がかかる。
- これは、札幌市や札幌商工会議所、市内の企業、団体などから構成される。
- 大中雪像の許可を貰ってこれるのなら、「参加サークル」用に「雪祭り期間限定作ってもOK作品リスト」を作って渡せぬものだろうか?。また細かいルールがあるのなら「著作物をテーマとする際のガイドライン」を作れぬものだろうか?
- したらもっと盛り上がるべ?雪祭りへの愛を見せるっさ!